佑月

音楽とダンスと文芸が好きな大学生(02)

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歌詞|まだ青い

月曜日午前10時2分 ベッドの上で絶望 目覚ましを止めた記憶はないのに 急いで顔を洗う とりあえず口にパンを詰め込む コーヒーを淹れる余裕なんてない朝 メイクをする時間もない 前髪直せば及第点 どうせ駅まで走って崩れるけど これは多分遅刻コース ちなみにこれでもう4回目 笑って許されるのが逆に辛い あの頃の僕が見ていたら今の僕をどう思う? 理想に恋したその眼差しで叱っておくれよ 思い描いてた生活には程遠くて 実感もないまま年齢だけ重ねてく 中途半端に現実を見て夢は捨

    • 詩|綺麗事

      死ぬまで愛すよ、とか 何があっても君を守る、とか そういう歌は好きじゃない 人間なんて汚くて それでいて脆くて中途半端で 自分のことしか愛せない生き物なのに 薄っぺらな美しさを歌うなんて馬鹿馬鹿しい でも今はそういうのが聴きたい 今は、綺麗事に縋らせてほしい

      • 詩|そんなのとっくに

        人の脆さが恐ろしくなる 『人間不信になりそう』 頭をよぎった言葉に絶望した 人を信じるなんて とっくの昔に辞めたはずなのに

        • 随想│やりたいこと100を書いて、前向きな欲望がなさすぎることに気付く

          タイトルの通りです。 年始に書いた「2024年にやりたいこと100」を 眺めていて気付いたこと。 あまりにも前向きな欲望がなさすぎる。 ワクワクする目標も、ちょっとはありました。 「美味しいパン屋さんに行く」とか 「気に入ったリングを買う」とか。 でも、「〇〇に行く」「〇〇を買う」シリーズを除くと 「心身を壊さない」とか 「米のストックを切らさない」とか 「気乗りのしない誘いは断る」とか。 消極的な目標の多さたるや。 大事だけどね。 元々、達成できない目標は

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        歌詞|まだ青い

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          ライブ記録|2023.12.10『白いシクラメン』 @御茶ノ水パルトネール

          二週連続でライブでした! この日のセットリストはこちら↓ オリジナル曲の歌詞、読んでみてね 御茶ノ水パルトネールさんでのライブ出演は2回目! 出演が決まった日から、 この日ずっと楽しみだったんですよ。 なぜかってね、 sanohaさんと対バンだから! 実は、大トリで演奏していたsanohaさんとは 元々知り合いなんです。 『サテライト』と『A+』が推し曲なんですが、 今回のライブで『よだか』も推し曲になりました。 ギターがかっこよすぎた。 めっちゃ好きなコード

          ライブ記録|2023.12.10『白いシクラメン』 @御茶ノ水パルトネール

          ライブ記録|2023.12.3(日)『Talents Discovery Acoustic Nights Vol.46』 @下北沢Laguna

          約半年ぶりに、Talents Discoveryさん主催のライブに 出演させていただきました! この日のセットリストはこちら↓ オリジナル曲オンリーのセトリは初めて! 1.溶けてく 毎回のライブで歌っているのですが、 実は今回から少しだけ歌詞を変えました🤏 どこでしょうか😏 2.鮮紅色のワンルーム 新曲です🌹 ドロドロした曲。 想像:実体験=10:0 で書いた曲は久しぶりかも! 3.19歳なりの結論 2年前、19歳の時に書いた曲です。 当時を思い出して「若いな

          ライブ記録|2023.12.3(日)『Talents Discovery Acoustic Nights Vol.46』 @下北沢Laguna

          歌詞|鮮紅色のワンルーム

          微かに揺れた光で目が覚めた 甘くて不気味な香りがする知らない誰かのワンルーム いつもより軽い左手が何故だか重く感じたの いつかは後悔するなんてこと分かりきってるよ だから そんな微笑みを向けないで 愛されたかった 愛はなかった それだけ覚えてる 満たされないまま 空白が広がって 咲き乱れた薔薇の花びらを嘆いても 全て後の祭り Hey, baby 「口だけの奴は信用しちゃダメだ」って 擦られすぎた教え それでも分かりやすい蜜に惹かれて堕ちていくの 所詮そんなもん 人間なん

          歌詞|鮮紅色のワンルーム

          ライブ記録|2023.10.8(日)『Provence vol.33』 @御茶ノ水パルトネール

          ほい! 先日のライブレポです! たっぷり歌ってきましたよ この日のセトリはこちら↓ オリジナル曲の歌詞はこちら↓ 『19歳なりの結論』は今回のライブで 初お披露目でした! 2年前、19歳の時に作った曲 当時ぼんやりと考えていたことをそのまま書いた曲です 今歌うと、ちょっと恥ずかしかったよ でも気に入ってます 特にCメロの歌詞が さてさてさて、 今回の会場は御茶ノ水パルトネールさん とても綺麗な会場でした 私の壊滅的な写真センスでも、どうか伝わってほしい 和風建

          ライブ記録|2023.10.8(日)『Provence vol.33』 @御茶ノ水パルトネール

          ライブ記録|2023.9.17(日) 『FANFARE Vol.18』 @東中野MUSIC LIVE DRUM

          2023.9.17(日)、東中野MUSIC LIVE DRUMさんにて、 ライブ出演させていただきました! この日のセットリストはこちら↓ オリジナル曲の歌詞、是非読んでみてね↓ 2回目のライブ出演! 素敵な出演者の方ばかりで とても有意義な時間でした。 Sayaちゃんは、 同い年の大学3年だったので、共通の話題があったり🤭 『怪獣の腕のなか』や『ヘビースモーク』を歌っていて『わ〜!絶対に曲の趣味合う〜!』と思ってました 雰囲気も歌声も可愛らしい女の子です🍊 もえ

          ライブ記録|2023.9.17(日) 『FANFARE Vol.18』 @東中野MUSIC LIVE DRUM

          ライブ記録|2023.7.9(日)『Talents Discovery Acoustic Night Vol.30』@下北沢Laguna

          お待たせしました! (多分誰も待ってない) ライブレポートです! 2023年7月9日、初のライブ出演でした🎤 主催のTalents DiscoveryさんからInstagramのDMで出演依頼を頂きまして、、 「いつかライブ出てみたいな」と思っていたので、嬉しかったです! この日のセトリはこちら↓↓↓ 大好きなドラマストアさんとあいみょんさんの曲を歌わせていただきました🎤 『まだ青い』と『溶けてく』はオリジナル曲です! このライブで初お披露目でした。 聴きに

          ライブ記録|2023.7.9(日)『Talents Discovery Acoustic Night Vol.30』@下北沢Laguna

          歌詞|溶けてく

          夏の面影の中 夜風に秋が香った 左側を歩く君の瞳に映る立待月 私の顔を覗き込んで淡く微笑んだ 揺れる前髪 消えそうな輪郭 「ねぇ、」 いなくならないで 君の一挙手一投足が私の心を掻き乱すから どうせならミルクを混ぜてよ 甘く甘く夢心地でいさせてよ ねぇDarling 好きだよ、なんて上目遣いで服の裾掴んで 可愛らしく言えたら良かったな Darling 意地悪な君は気付かないフリするんでしょ ずるいね 今頃 何をしていますか? 元気なら良い それで別に良いけど 一つ我

          歌詞|溶けてく

          詩|咲き永らう鳳仙花

          最低点の計画で 小さな今朝の憶測で 君を歌えれば染まった 声だけ携えていた 屍の糸は準透明なら 消えないものが良かった 何も出来ないのに今日が終わる 最低点の計画で 小さな今朝の憶測で 点描を抱える逢引 愛など考えていた 屍の先は極楽苑 夜勤が見かねて後楽園 供えた狭間で覗いて群がる 彼は「めでたい」と笑うようになっていた 彼は「もういい」と咲き永らう鳳仙花

          詩|咲き永らう鳳仙花

          詩|酔い夜

          街灯に揺れる僕の化身は ゆらりふわりと思考をさらい 醒めぬ頭で彷徨う言葉は熱を帯びる 酔っているのは酒のせいか それとも、その瞳のせいか

          詩|酔い夜

          詩|散る花一華

          卓上の茶封筒 右手に花束 左手に現実 今日は一等星が見える 今日は一等星しか見えない いつも一等星しか見えない 散る花一華

          詩|散る花一華

          随想|涙への寄り添い方が分からない

          先日、後輩の涙を初めて見ました。 どうすればいいのか分かりませんでした。 涙への寄り添い方は様々あります。 涙の理由を聞くのも 同情するのも 励ますのも ただ側にいるのも 敢えて触れないのも きっと、どれも正解です。 でも、その相手や、関係性、その時の状況によって、不正解が存在することも事実だと思うんです。 話を聞いてほしい時もあれば、話したらもっと辛くなってしまう時もいる 誰かが側にいてほしい時もあれば、一人にしてほしい時もある 何か言葉が欲しい時も

          随想|涙への寄り添い方が分からない

          詩|醜い塊

          青木待ちの少年少女 いいね狩りのインフルエンサー 目立てばそれでいいのだと 柔い自分を隠して蔓延る 銀色の折り紙で作った宝石を 愛でては捨ててを繰り返す 大袈裟な包帯を巻いたヒロインと そこに群がる偽善者の猫 傷を舐めれば滲みていく 仮面を外せばのっぺらぼう

          詩|醜い塊