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ふるさと納税 ~そもそも一体~

ふるさと納税について書いていこうと思います。

▶この記事の目標 「ふるさと納税のうまれた経緯」のイメージがわかる


ふるさと納税の創設

なにごとも経緯があるのですな・・

ふるさと納税制度は、
「生まれ育ったふるさとに貢献できる制度」、
「自分の意思で応援したい自治体を選ぶことができる制度」
として創設されました。

総務省│よくわかる!ふるさと納税

言い換えれば、ふるさと納税のできる前は
「生まれ育ったふるさとに貢献できない(しづらい)」
「自分の意思で応援したい自治体を選べない」
状況があったと考えられます。

そもそもの話

学生時代、様々な行政サービスを受けながら成長していきます。病気になれば病院に、勉強しに学校に、公共施設もつかいます。
そして、やがて、それぞれのタイミングで社会人となり、さまざまな方法でお金を稼ぐようになり“納税”をします。その、”納税”を使って地域社会での行政サービスが回っていく・・・

・・・という仕組みが「その地域内」で回るとは限らないじゃないですか🌏

様々な事情によりますが、簡単に言うと都心の方にに集中するわけです。

働くことにより、税金自体は納めていても、「その使い道」等まではなかなかイメージしづらかったりします。

地元が好き、地元に貢献したいから、地元で働くことを選択する、という考え方もありますが、働く場所に縛られず、故郷に貢献する仕組みへのニーズが高まっていくわけですね。

経済よ!循環するのじゃ!

ふるさと納税の背景には、都心集中と少子高齢化の実情が関わっているといえそうです。

「ふるさと納税」に込められた理念

今まで納税したまま・されるがまま(というと極端ですが)に、納めていた税金に対して、意思を反映することが可能になった、という仕組みの進歩が感じられます。

総務省では、以下のような理念を公表しています。

第一に、納税者が寄附先を選択する制度であり、選択するからこそ、その使われ方を考えるきっかけとなる制度であること。
それは、税に対する意識が高まり、納税の大切さを自分ごととしてとらえる貴重な機会になります。
第二に、生まれ故郷はもちろん、お世話になった地域に、これから応援したい地域へも力になれる制度であること。
それは、人を育て、自然を守る、地方の環境を育む支援になります。
第三に、自治体が国民に取組をアピールすることでふるさと納税を呼びかけ、自治体間の競争が進むこと。
それは、選んでもらうに相応しい、地域のあり方をあらためて考えるきっかけへとつながります。

総務省│よくわかる!ふるさと納税の理念

あらま、こんな立派な理念が・・・

さいごに

なるほどなるほど・・・
ふるさと納税ったら、こんな経緯と理念があるとは。

この仕組み、みなさんご存じでしたか?
「ふるさと納税」と聞いて、このようなイメージがわきますか?

もしかすると、
「節税」、「おいしいもの」、「TV CM(特に年末)」のイメージの方が強いのではなかったり・・?

果たして、上述の経緯や理念は達成されているのでしょうか。
次回以降、仕組みについて調べていきましょう。

Yuzuko🍊

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