テキトーを重視して─────────────

ていうか、、、鳥取で、何をすればいいんだ?そもそもそれの目的を覚えてない。
「えぇ、決まってるじゃない!名付けて、
鳥取県にある神社を巡ろうツアー
よ!」
ネーミングセンス無さ過ぎ、、、どっちの遺伝なんだろう?ゆずまるは物にそのまんまの名前つけちゃうし、恋無はごっつい名前多いし。あ、ゆずまるか。うん、きっとゆずまるだ。
「え?それだけ?」
俺は聞いた。
「お賽銭もちゃんとするのよ?」
・・・・・・どうしよ、お金ない。。。金欠になる、、、作者は俺の金を無くして楽しいか!(はい、楽しいですw)
すると、スマートフォンのボタンをポチポチしていた寸也斗が言った。
「ねね、昴がお賽銭しないで済むように鳥取県の神社全部買ったよ!」
・・・・・・は?そうだ、コイツってよく忘れるけどお金持ちだった。
にしても、鳥取県の神社全部って、、、金持ち過ぎね?俺にもその金運分けてくれよ。
「えぇ、じゃあツアーの意味ないじゃないの。」
不満げにユマ・ヌイ。というか、ツアーって?ユマ・ヌイは
「知らないのっ⁉私、神様界では有名な神5に所属しているのよ。アレ?神6だっけ?忘れちゃった、テヘペロ★」
といった。・・・・・・コイツあほだ。絶対。ゆずまるのあほが遺伝してる。
「まぁ、そんな感じで鳥取ツアーするんだけど。」
鳥取ツアー?全国ツアーではなく?てかツアーって歌い手かよ。
「そのツアーの内容がお参りをファンと一緒にすることなの。」
へー、俺とは縁のない話だー。
「だから、その練習相手としてアンタを選んだってわけ。」
・・・・・・じゃあ、最初の鳥取の危機とかって?
「え、そうでもしないと昴が来てくれないかなーって思って。」
俺、本気で心配したんだが?どうしてくれるんだ!俺はユマ・ヌイに掴みかかろうとした。だが、スルリと避けられ、言われた。
「でもこの案を出したのは寸也斗だよ?」
・・・・・・寸也斗。お前なぁっ!

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