~第一章 第四話~

私はゆずまる!かくかくしかじかで、悪魔になっちゃった。
しかも、ニンゲンに戻るには94人に、死の配達をしなくちゃ行けなくて。
ニンゲンに戻れるかな?
え?コピーしてないかって?えへへ、それは言えないな~。細かいことは気にしない方が良いよ?(ボキボキと手を鳴らす音)
まっ、本編へレッツゴ~!

振り向くとそこには、可愛い女の子が立っていた。

「私は、唯織(いおり)デス……。」
とても緊張しているようだった。そりゃあそうだよね。突然変なところに連れてこられて、寮生活だとか言われるもん。
「そこなんば~ん?」
とどこからか声が聞こえた。私は
「72~!」
と大声で答えた。どこにいるかわからないからねっ!するとその者は私の前にヒラヒラと舞い降りて来た。
「ヤッホ~、私の名前はニャロ!」

ニャロ

そう言ったニャロは、天使みたいだった。足が三本もある!どういうこと?まさか、一つは幻影⁉唯織が
「ナロ・・・・・・。あんたと寮生活なんて最悪です。」
といった。
「違う!私の名前はニャロ!””ナ””じゃなくて””ニャ””なの!イロリ!今度間違えたらタダじゃ置かないよ!」
こういうの、犬猿の仲って言うんだっけ?
いいな~、信頼してるんだろうな~。
「そっちこそ名前を間違えてるじゃないですか!もう嫌です、ニャロと一緒は!」
あれ?険悪な雰囲気?
「マリアは~、72だよ~ん。藍も一緒だよ~。」
とマリア。え?私の寮生活、どうなるの⁉

遅くなりましたマリアです

「あ?マリア、ゆず野郎も一緒なのか?」
と藍。マリアは
「えぇ、そうですわ!これからよろしくね、め・し・つ・か・い✬」
と召し使いの所を強調していった。
「じゃ、頑張りましょう、皆さん。」
マリアは不吉に笑い、高らかに宣言した。

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