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読んだ本紹介【12月】

皆さん明けましておめでとうございます。
昨年12月に読んだ本の紹介です。
12月は試験や卒論、その他、人に会ったりでなかなか読書に時間を割けず3冊しか読めませんでした。

師走を実感した1ヶ月となりました。
今年は昨年以上にたくさん本を読みこのnoteで皆さんとたくさんシェアしていきたいと思います。

2023年もどうぞよろしくお願いします。

①21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由 佐宗国威

昨年10月の「読んだ本紹介」で紹介した「直感と論理をつなぐ思考法」の著者:佐宗国威さんによるデザイン思考を説いた一冊。

今やスタンフォードやハーバードのビジネススクールでも用いられているデザイン思考。MBAのトップスクールでも注目されているデザイン思考とは一体なんなのか。

21世紀は新しいことを考え出す人の時代と佐宗さん。言葉通り社会ではよりクリエイティブなことが求められる時代になっているのではないだろうか。

そこで重要となるのがデザイン思考

デザイン思考を体得することで論理的思考の左脳と直感やイメージの右脳の切り替えを円滑に行うことができ、デザイン↔️ビジネス間の行き来がスムーズになる。

クリエイティブなビジネスが求められる

生み出す力・考え方が必要

デザインしながらビジネスしていく
(デザイン思考)

ビジネスが進展

この21世紀のビジネスプロセスに欠かせないデザイン思考を佐宗さん自身の体験・学びを軸にあらゆる角度からデザイン思考について学ぶことことができる一冊。

最後のChapter6にもあるがビジネスだけでなくこのデザイン思考は普段の生活にも落とし込むことができるライフスキルでもあるため多くの人にオススメ。

②ゼレンスキーの真実 レジス・ジャンテ, ステファヌ・シオアン他

2022年はこの人物抜きには語れないのではないだろうか。
ロシアのウクライナ侵攻を受けて遠く離れた日本人も彼の名前と顔は覚えたはず。

ただ、彼について知っているのは名前と顔とそれからいつも決まった無地のカーキか茶色のTシャツの印象くらいではないだろうか。

正直私はその程度だった。

そう思って手に取った一冊。まず驚いたのは彼の経歴。ネタバレになるので詳細は割愛するが日本だとまず考えられない経歴の持ち主である。

そのため、一般的な政治家と異なり国民やウクライナの外の人への接し方も一味違う。時代に合わせSNSでの発信が多かったりその内容も若者への訴えが多いのも特徴だ。

2022年の重大トピックであるウクライナへの侵攻。この時事問題についても本を読む習慣を身につけたことで勉強することができたと感じている。

また、インターネットの記事では見られない内容も本には書いてることが多く改めて本の良さも学ぶことができた一冊だった。

③午前3時のルースター 垣根涼介

11月の「ワイルドソウル」に続いて今月も垣根涼介さんの作品。

ベトナムに失踪した父を探しに行く少年の物語。
苦難を乗り越え亡くなったはずの父との再会を果たすも父はベトナムでの生活に目を輝かせていた。

「ここには動かせる明日がある」と父。
父は日本にいた時には感じえなかった希望と活力をベトナムという混沌の地で見つけていたのだ。

「ワイルドソウル」と同様に人生について考えさせられる作品。
日本のような恵まれた地で生きる我々にとって当たり前の生活とは、一度きりの人生どうするべきなのか。

様々考えさせられるパワーをくれた一冊。
ストーリーのテンポも速くとても読みやすい。

すっかり垣根さんのファンになったので他の作品も読んでみたいと思う。

まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます。
「読んだ本紹介」も3ヶ月目に突入したのでマガジンにまとめておきます。
まだチェックしてない記事があればぜひチェックよろしくお願いします。

改めて今年もどうぞよろしくお願いします!

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