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3人の自分と対話する

いつも慌ただしく、自分の頭の中を行き交っている自己対話を、
「3人の自分」の対話に見立てて、客観視するワークがあった。

「こうあるべき!こうしたい!」と、前に進もうとする自分と、
「でも、こわい、やだ!」と、引き留めようとする自分と、
「なんで、引っ張り合いをやってるの!」と、傍観しながら呆れている自分がいた。

こうして書き出してみたら、
「なんだか、これって、私が地域の集まりでやっていることと、同じだ!」
と思った。

地域の集まりで、「こういう状況だから、こうした方がいいと思う」と、
問題状況を整理して伝え、諸々検討した対策案の中から一番良いと思われることを、筋道を立てて説明しても、
根拠なく感情的に反発する人がいて、なかなか進められずに、困っていた。

そうか、自分の中でも、これをやっていたんだ!

「3人の自分」の対話を、組み立て直してみた。
「どうして、”こうあるべき”って思っているの? 何を目指したいの?」
「何がいやなの? こわいの?」
「どうしたら、お互いに ”それ、いいね!” って言える?」

「それを目指したいのは、いいよね」
「その心配事は、確かにあるよね」
「少し回り道かもしれないけれど、こんなやり方をしたら、より安全に進めそうだよ」

こうして落ち着いて眺めてみると、考えられるのに、
自分のことも、地域のことも、目の前で焦ってバタバタやっていると、
「私、なにやってんだろう!」と思うようなことを、
やってしまっていたんだなあ、
これからは、組み立て直した3人の自分の対話のパターンでいこう、
と思った。

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