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日記 2023/10/20

晴天の秋空。
暖かい昼下がり。

唐突に突風が吹きはじめる。

どうでもいいことなのだが、
この突風というものが吹き荒れると
とにかく洗濯物が飛ばされる。

洗濯物が特に多かった今日は
朝から干し順や干す場所、
ピンチハンガー(と言うらしい)の具合など
とにかく頭を悩ませ
どうにか綺麗に配分ができた。

こんなことでも上手くいくと嬉しいもので
コーヒーも心なしかいつもより美味い気がした。

そんな中、この突風だ。
気持ちの良かった午前が台無しである。

せっかく洗濯バサミで固定し調整した洗濯物も
片方に無惨に集められ、
Tシャツなどはどこかへ飛んでいってしまっている。
近所を探して見つけるものの、変な汚れがついてしまい再度洗わねばならない。

再び洗濯物を等間隔で並べ直し
洗濯バサミでしっかり固定するものの、
無情に吹き荒れる突風により
またやり直しだ。

無性に腹が立ってくる。
自然現象に何を言ったところで
仕方ないことくらいわかるのだが、
とにかく腹立たしい。
ぐぬぬ。

なんか思うんです。
ある時期からこうゆうこと増えたな、と。

それがどの時期なのかは定かではないのですが、
なんというか気候の塩梅が変わったな、と。
大小いろいろありますが、
猛威を奮ってくることが多くなった印象があります。

今日みたいに唐突に風が吹き荒れることもある。
はたまた雨が降ったかと思えば
また冠水、なんてニュースもざらだ。
夏は異常なほど温度があがり、
四季がなくなりつつある
とも聞く。
言い出したらキリがないほどだと思うが、
何かが変わってしまった印象だ。

一体なんなんだろうか?
そんな事を思いながら
再三、飛ばされた衣服を取りに行く。
やれやれだぜ…。

キリがない、キリがない
と頭の中で反芻するうちに
この"キリがない"の
キリ
とはなんなんだろうか?
と、ふと思った。

たしかによく使う言葉だ。
キリがない。
なんだろうな?
あの、木に穴を開けたりするキリだったりするのかな?はて?

そう思い、得意の検索をかけてみる。
こんなことばっかしてるから
頭が働かなくなるんだろうなー。
わからないことは辞書!
という時代が懐かしくも感じるが
便利さには勝てない。
なんともなんとも。

とにかく
私の予想は大きくはずれていた。
見れば納得の答えだったのだ。
"ピンからキリまで"
のキリということだ。
あー!なるほど!
と唸ってしまった。
ピンからキリまでだから
なんというか
終わりがない
みたいなニュアンスなのね、と。

すっきり以上の学びがあり
得した気持ちになる。

だが、ちょっと待て。
それではこの、
ピンとキリ。
これ自体はなんなのよ?

再度携帯をタップする。

要約すると、
ポルトガル語が起源で派生したもののようで、
ピンの方が"点"ということからサイコロの1。
キリの方が"十字架"を意味する"cruz"から派生して10。
1から10まで。
はじめからおわりまで。
ピンからキリまで。

という感じらしい。
ほほー。
なるほどねぇー。

まあ機器に依存こそしてはいますが、
気になったことは調べる。
やはりなんだかいいですね。
諸説あるとは思いますが、
おもしろいなーと純粋に思いました。

とかなんとか言っていたら
少しずつ突風も弱まってきているようです。
良かった。

このままカラッと洗濯物が乾くことを
願いながら、午後もがんばろうと思います。

散文ぽい空気かとも思いましたが、
今日という時系列の中で頭が散らかっただけなので、日記ということで。

それでは。
みなさん今日もがんばっておくんなまし。


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