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【“複雑なタイトルをここに”】DNAの探究

どうも、Yusugeでございます。

昨日、衝撃的なニュースが飛び込んだ。
2018年より、ルイ・ヴィトン史上初となる黒人デザイナーとして活躍されていたヴァージル・アブローさん(以下。ヴァージル)が、41歳という若さで急逝した。

そんなヴァージルが2017年にハーバード大学デザイン大学院で行った特別講義の中身が記された書籍『“複雑なタイトルをここに”』を読み返した。

ヴァージルの原体験をもとにデザイナーとして、そして一人の人間としてのあり方が記されている。
特に心に刺さったのが、自身のDNAの探究である。
ヴァージルは過去から現在に至る積み重ねの上に僕らデザイナーやアーティストは成り立っていると語っている。

また、モノづくりのあり方に関して、何を作るにせよ存在理由が必要であると問いている。
これは本当に必要なものなのか問い続ける姿勢は、昨今のサステナビリティのあり方にも通ずる。

当時、どのような目的でこの本を読もうと思ったのか正直覚えていない。
しかし、読み返してみると過去の自分と現在の自分を繋ぐものが見える気がした。

ご冥福をお祈りします。

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