見出し画像

密着取材!地域通貨べる「とび活」@香東園やましな

気象庁によると関西は梅雨明けした様子です。

どうも、YAMASEIです。

7月2日。本日は地域通貨べるの「とびだせべる活プロジェクト@香東園」の日(「地域通貨べる」ってなに?と思った方はリンクをクリック!)。

地域で行われるボランティア活動である「とびだせべる活プロジェクト」とは果たしてどんなものなのか?そもそもなぜ青少年は参加しているのか?面倒くさいだけじゃないのか?

YAMASEI取材班は、そんな疑問を解き明かすべく「べる活」に取り組む青少年に密着しました。

あんなに雨が心配だった梅雨まっただ中とはうってかわって、最高気温38℃の快晴の空の下「香東園」へ。

画像1

今回、「香東園やましな」さんからいただいたべる活は「花壇の植え替え」。謎に包まれたその内容は・・・、

画像2

「あじさいの鉢植えを、庭の土を掘って植えかえよう」という、なかなか歯ごたえのあるミッション!

画像3

燃えるような暑さの中、「香東園やましな」さんの最新機器「ミストが出る扇風機」も登場。ものすごい風と細かいミストで体表のほてりを冷却して、青少年をさりげなく応援してくれています!

いざ、活動を開始。クワやツルハシやスコップを使って土を掘り起こし、腐葉土を混ぜ、鉢植えからあじさいの苗を植えこんでいきます。文字にすれば50字足らずのこの作業ですが、もともとは、「東山高校のグラウンドだった」という「香東園やましな」さんのお庭の土は、粘土質でとても固い!なかなか苦戦する中、スコップに飛び乗って掘るという荒業まで伝授してもらって、べる活青少年は奮闘していました。

画像4

画像5

画像6

画像7

カンカン照りの暑いなか、植え込みを終えたべる活青少年の顔はなぜか晴れやか。「土を掘るの久し振りでなんか楽しかった」「一緒にやるとまぁまぁ楽しい」という直接的な感想だけでなく、アリの巣の穴を見つけて「昔むっちゃ塞いでた」という誰もが通った少し苦い記憶まで、様々な思いが去来していた様子でした。さらには土を掘り返している途中にセミの幼虫に何度も遭遇。「もうちょっと寝さして。ちょっとはやいって」という声がきこえてきそうです。もちろん、そのたびに土のお布団をかけてあげていましたよ。再び眠りについた幼虫たちはきっと1ヶ月後には元気にミンミン鳴いていることでしょう。どうやらこの体験は今回のべる活青少年の心に深く焼き付いたようで、皆口々に「セミの幼虫がいた(多かった)」ことを感想では真っ先にあげていました。

最後にお水をかけた後、「植えこんだあじさいは、2年後には立派な高さになって、きれいな花が咲くよ」という「香東園やましな」の方のお話に「また様子を見に来たい」と苗を見るべる活青少年の眼差しはさながら保護者のよう。

最後はみんなで記念撮影。

集合

作業中の水分補給のご用意もいただいた「香東園やましな」さんでしたが、べる活後にはさらにスペシャルなプレゼントが!

集合2

なんと、香東園やましな内のカフェ「TSUBAKI」のスペシャルドリンクをごちそうになっていました。思い思いのメニューを選んだべる活青少年達は、山科青少年活動センターへの帰り道すがら、自分の選んだドリンクがどれだけ美味しいか自慢しあっていました。

センターに帰ってきた青少年はしばらくロビーで休憩した後、卓球をしていましたが、それはまた別のお話(どういう体力!?)。

画像10

取材班が1日密着して感じたのは、どうやら「とびだせべる活」はいつもとちょっとだけ違ったメンツと仲良くなったり、いつもとはちょっとだけ違う、「すぐ隣にある」非日常にふれる機会にもなっているようだ、ということ。

確かに学校や学年が違うとなかなか知り合うこともないですし、目的がないとなかなかいつもの場所以外には行かないですよね。そういう「いつもとちょっとだけ違う」日常に寄り添えたら・・・。

次回の「とび活」は、7月30日(土)再び香東園です。果たしてあのセミたちは鳴いているのか。お楽しみに。