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イノベーションの難易度と役割

お風呂は良いですね。さっぱりするし、お湯につかる以外何もすることがないので思考が整って最高。


組織がイノベーティブを起こすハードルの高さは異常

最近外部から見たウェイコンの価値・意義を考える機会が増えました。そのなかで思うようなDAO組織・イノベーションが起こっていく感覚が持てなくて、難しいなと日々感じるわけです。

そもそも、僕がウェイコンを立ち上げた理由も結構シンプル。人生をもっと楽しく、ワクワクする時間で満たすこと。そのために、僕自身が体験した兼業を通して感じたワクワクする経験を皆に共有したい。それは単に文字での共有ではなく、実際に体感してもらいたい。おそらく、美味しいものを食べた時に感じる共有感覚に近い。一方で、今日「なぜウェイコンを作ったのか」という核心的ともいえる質問を受けたんだけど、やっぱりその答えはこの思いに帰着する。僕自身、新しいことを経験したいという気持ちが強いし、このような組織作りは非常に新鮮でワクワクします。しかし、それ以上に何かを得たいという欲は薄いです。物欲って意外と湧かないもんなんですよね。

人に経験をシェアするなんて無理

僕のことを知っている人は、無理なんて言うと珍しと思うかもしれないですが、あえてこの見出しに。今日みんなと喋っていて感じたのが僕が経験したことをそのまま体験してもらうのって無理なんじゃないかと思い始めました。僕がメンバーに対して期待値が高すぎるもの問題かもしれないですが、なかなか経営者視点は養えないものです。ところが、ゆうすけが入ってからまだ1-2週間なのに今一番視座が高いところまで来ている。彼だけ僕が望んだ経験を完璧にシェアできいて、自分のものにしているのに、他の人にはうまくいかない。最初の1週間くらいは根性や才能の問題だろ、みんなできるだろくらいに思っていたが、彼自身めちゃくちゃ、やる気があるわけじゃないのに、この事象が起こっている。不思議ですよね。でも、ここにはタイプ別の相性×思想のマッチ度が彼の視座を高めているんだなと思いました。

あなたのビジネスマンとしてのタイプはどれか


僕はタイプ①です。元々のタイプを変えるには異常な労力がかかる。本業では②の役割として、全体の動きを俯瞰して丁寧に仕事を進めていくことが求められている。そして、①②には圧倒的な視座の高さが必要になってくる。一方でタイプ③は、視座の高さ自体は必要ないんやけど、見えている範囲の視野の解像度や深さを極める必要があるんですよね(僕には厳しい・・)。

だから、タイプが異なる人に対して僕の経験をそのままシェアしようとしても伝わらないし、効率悪いな~とかってぼんやり思っていた。そもそもウェイコンを作った理由は、みんなで楽しく熱中しようぜなので、経験を無理にシェアする必要は全くない。むしろ、イノベーションを起こせる組織をさっさと作っちゃった方がよいなと思いました。

タイプ別の役割

資本主義なので売上を起点に考えてみましょうか。分かりやすいように、建設を例にします。

土地の面積×建物の高さが体積(売上)としましょう。
①のタイプは土地を仕入れて、何を建てるかというバクッとした設計書を作るタイプ。
②のタイプは①から貰った設計書を最短で積み上げていくタイプ。
③②からの指示で強固な建物を建てるタイプ。

タイプは完璧に分かれるわけじゃなくて、グラデーションだと思います。例えば、視座が圧倒的に高まった彼は②の天才型だと思います。一方で僕が経験のシェアをしても響きづらいのが③のタイプ。なので、無理に経験をシェアしたり強要するのは間違いだと思いました。でも、組織としてのイノベーションを諦めたわけじゃありません。じゃあどうしたらイノベーションって起こるのかというところですが、①は①同士で。②は②同士で。③は③同士で話し合えばイノベーションって起こるのでは?いうのが新仮説です。

例に戻ります。
仮説の例、
①同士:1人だと考えもしない場所ほ土地の仕入れるようになるはず。
②同士:最短で色んなものを建てられる彼らは、掛け合わせで新しい建物を建てるかもしれない。
③同士:新しい建築手法や強度補完の方法を思いつくかもしれない。そして、イノベーションを下支えするのもこの③です。

改めて思うと、株式会社の凄さというかよくできた仕組みですね①幹部②マネージャー③ワーカー。でもこうやって、傾斜をつけるべきなのか。ただの組織を作って面白くない。この辺りのイノベーションがきっちり起こせるような仕組みであったり、人間揃えていきよりでかい面白くて、インパクトのある組織を作りたい。

この思いの裏には、こういう体験を通してワクワクできたりする体験をみんなが感じ取って欲しい。

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