見出し画像

組織のno.2とは?

昨日、かつて数億円規模の会社を経営していた知り合いの社長と食事をしていた。初めて、ゆうすけを連れて行きました。

この社長は、いわゆる昭和の典型的な経営者で、たたき上げの人生を歩んできた人。これまでにも何人か彼に会わせているけど、いつも熱くストレートな説教調の話し方をされているw

昨日も同じように激しく叱咤激励されていた。でも不思議なことに、普段あまり誰にも目線を向けないこの社長が、珍しくゆうすけに何か反応を示していたことが印象的だった。

社長は「君みたいな危ない若者は何人も見てきたが、こういうナンバー2の存在が組織にいるのは貴重だ。君はラッキーだ」といった趣旨の話をしていた。確かに、ゆうすけが参画してから、組織が整備され無駄なエネルギーの発散がなくなり、スマートに動けるようになってきた実感がある。珍しく、昭和社長が言うことも、ある意味で的を射ていると思った(が、いつも通り謎の反骨審が働いて馬が合わないw)。

でも過去に、研究室のボスや前職のボスなど、こういう型の年長者は僕の人生になぜか付きまとってくる。そういう人たちの意見や経験は、僕にとって刺激になっている。

具体的には、「君はナンバー2になれないが、あの子はナンバー1にはなれない。でもそれが大事だし、意味があるんだ」と言われた。

しかし、ゆうすけのようなナンバー2の存在を維持するためには、自信過剰で身勝手な僕がみんなへの還元を怠ってはいけない。そうしないと組織は崩壊する。過去に自分で全てを解体させた経験があるので間違いないと社長は言っていた。確かに2、3時間話していて、心に残ったのはわずかな言葉だけやったけど、妙に納得した。

じゃあ、「ナンバー3」ってどんなやつなんやろ。僕の今の感覚では、倫理に縛られない危ない才能の持ち主で、常軌を逸した暴れ馬のようなタイプなんかな。最近のできごとを考えると、そういう人材が加わればさらに前に進めそうな気もする。組織は着実に動き始め、やるべきこともはっきりしてきたので、これからが楽しみだと昨夜は感じた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?