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冷房って冷たい乳房の略かなにかかな。

先週一週間夜勤で仕事をしていたのだけど、毎日職場に行くたびに職場の中にあるパソコンを使うための二畳ほどの小部屋のエアコンの温度が23℃辺りまで設定温度を下げられていた。これには現代のメロスこと僕も大激怒であった。職場の責任者として、工場のエネルギー管理士として、厳しく言わなければならぬ。省エネを舐めるな、と。ちょっと男子〜女の子は体温調整が苦手なんだから温度下げすぎるの止めな〜、と。末端冷え性だから毎日会社に行ってからの業務がエアコンの設定温度を23度から27度に変えることから始めないといけなくなるので止めてもらいたい。そう思いながらも陰の者であるが故に言えずにいるのである。この世にはどうにもならないことが多すぎるが、陰キャ(という言葉はバカにしている意味合いを強く含み過ぎて嫌いなので前文に出てくる陰の者で今後統一していきたい)にはさらにどうにもならないことが山積みなのだ。

確かにこの時期の工場と言えば暑いのは間違いないし、僕が入社して一年目の夏はその職場の室温が40度を超えており2週間で4kgの減量に成功した(174cm61kg→57kg)くらい暑かったが今は違う。何が違うって僕の体重が64kgになってしまっているくらいには耐えられる環境になっているのだ。室温も外気温が38度とかある時はさすがに同じくらいの温度ではあるが40度をほとんど超えないし、そもそもそのエアコンがある部屋自体も元々無かったが数年前に職場改善で導入されているのだ。それなりに働き方改革には迎合した会社になっていると言える。そんな訳で過剰に冷やしすぎるのはやめて欲しい。結婚してからそんなにエアコンの設定温度を下げていては奥さんが大変だぞ、と。

そう思ったところで、自宅のエアコンの設定温度を27度にしていたけど離婚した人間が言ったところで「温度関係ないじゃん」と言われそうな説得力の無さに加え、職場の中で一番運動量が少ないくらいに仕事をしていない自分を鑑みて、何か、ごめん、って思った。生きるって、仕事って、結婚って、難しいね。

とりあえず人生の先輩として、職場の責任者として、同じ独身者として、今後オナニーに使用するティッシュは鼻セレブにすることから始めていきたい。資源をムダにする可能性を考慮するとエネルギー管理士として間違いかもしれないし、子種もムダにしているが故に生物としても間違っているのかもしれないが、人生ってきっとこう。こんなもの。きっとこういうムダなことが、ムダなことこそが人生にとって大切なのだ。

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