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3マンゴー製作所金融商品ポートフォリオ2022/04/01

はじめに

 さて三月の大暴騰によって、マイナス20万円を取り戻した我々マンゴー製作所ポートフォリオチームだが、今回の記事では、ホールドした銘柄がいくつか暴騰しているのでそれをご紹介したいと考えている。前回の記事であげた撤退したそれらの投資商品や外国株は、下記の銘柄に再投資することにして損切りした銘柄については買い戻さないことに決定した。一月から二月の暴落のような買い場は当分先であると考えているのでこのままゴールデンウイークに突入することになる。なお有料コンテンツのマンゴー製作所のポートフォリオについては、末尾のスプレッドシートの付録で公開中である。

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半導体は買い

 ちなみに、前回の暴落時から購入した投資信託がある。それは、2644GX半導体日株である。今回の暴落でこの銘柄を購入した。ETFで半導体に投資する理由は、半導体関連の個別株の単元購入の単価100株当たりが高すぎるからである。また、以前からホールドしている銘柄がこの6723ルネサスである。こちらの銘柄は、今後もキャピタルゲインによる値上がりを見込むことができる。

・所持している暴騰した半導体関連銘柄
 2644 GX半導体日株+700円 +4.61
 6723 ルネサス+13,900円 +10.94%

トヨタ関連銘柄も買い

 世間では、電気自動車やらスマートカーなどが叫ばれているが、プレゼンスやコマーシャルのイメージが大きすぎて、現物の供給が追い付いていない。そこへ、半導体不足と例のヨーロッパの地政学的リスクの影響、さらに円安125円到達を踏まえて、今後も7203トヨタを筆頭とした国内企業大手の豊田関連銘柄が熱いと筆者は考えている。

 また先ほど挙げた半導体の6723ルネサスとセットで購入することを筆者はおすすめる。理由は簡単で、豊田関連の投資信託である、三井住友DS-トヨタ自動車/トヨタグループ株式ファンドを購入すれば豊田関連すべてに投資できるが、そこにルネサスが含まれていないからである。

 ぜひ、豊田関連銘柄に投資する場合は、トヨタ自動車株、トヨタファンド、ルネサスの三種類を抑えておくといいだろう。また、2644GX半導体日株を購入することで国内の半導体関連全体に投資ができるので、これらを中心に日本の製造業に投資することが、今後の地政学的リスクや円安そして全個体電池などの技術革新に乗り遅れないためにも必要である。

・所持している暴騰した豊田関連銘柄
 7203 トヨタ自 +27,950円 +14.47%
 三井住友DS-トヨタ自動車/トヨタグループ株式ファンド +642.36円  +3.29%

※東証一部・東証二部・マザーズなどが再編されて、プライム、スタンダードなどの意味不明な名称に変更されるので、今後の個別株投資は、プライムに限定して行った方が良いのではないかと考えている。それ以外は、上記にあげたように投資信託やETFで投資範囲をカバーし対応する必要があるだろう。

ホールド正解!S&P500

 最後にこの銘柄を上げるが、筆者はツイッターでS&P500が暴落するたびに買うと宣言していたので、不本意で気持ち悪いことではあるが、資産価値が減り続けていたこのS&P500を1月~3月の間に積み立て投資を行い続けた。

 このように少しづつ、S&P500を購入することをお勧めするが、筆者が特に購入しているのが、この1655iSSP500米国株というiシェアーズが運営するS&P500に連動した米国株ETFの銘柄と、Tポイントを活用したNISA建ての積み立て投資ができるSBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・S&P500)である。

 以前どこかで説明したが、筆者はS&P500に投資するにあたり、三段階に分けている。まず、NISA建ての積み立てS&P500投資信託の投資である。次に、NISA建ての国内販売のS&P500ETFの投資である。そして、NISA建ての米国株ETFの投資である。すべて同じではないかと思われるかもしれないがそれぞれに特徴がある。

S&P500投資信託→ポイントを使った投資、積み立てクレカ投資
国内S&P500ETF→円建ての分配金、信託報酬の安さ
アメリカS&P500ETF→ドル建ての分配金、信託報酬の安さ

 最後の米国株ETFに関して筆者が所持している銘柄がSPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETFである。通称はSPYDという銘柄でこちらは、高配当を中心に過重投資されているのが特徴だ。さらに、楽天証券では上記と同じ内容で、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の方に投資しており、こちらは信託報酬が投資信託なのにものすごく安いので楽天ポイントを使った投資を行う場合はこちらを購入している。

・所持している暴騰したS&P500関連銘柄
 1655iSSP500米国株 +40,500円 +12.68%
 SBI・V・S&P500 +3,452.54円 +12.70%
 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) +7,061 円 +12.30 %
 SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF(SPYD) +118.93USD +32,538 円 +14.66%

 このように、暴落した米国株の指数に投資する方法がいかに有用なのかがお分かりいただけたと思う。

結局はリスク許容度である

 幾度となく大暴落を経験して、それを乗り越えてきたマンゴー製作所であるが、今回の暴落は今までの経験にない暴落であった。そのため不安と戦いながらの投資になったが、良い経験と言えるだろう。その中でも、私の投資は、値動きが±10%になるようにいろいろな金融商品をまんべんなく購入しているということだ。

 そして、最大半分のキャッシュをホールドしておくことが最も必要である。という考えるに至った。つまり、今投資している金額の半分は、現金あるいは預金を維持するべきであるということだ。それを守った結果、暴落時に上記のような金融商品を買い含み益を得ることができたのだ。もう一度書くが、最大半分のキャッシュをホールドしておくことが最も必要である。という考えるに至ったのが、今回の記事のまとめである。

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スプレッドシートポートフォリオの説明

ポートフォリオの説明

 さて本題に入るが、下に設置されているスプレッドシートデータが、ポートフォリオになるわけだが、その内容は、以下の四種類に区分する。1.円建て上場投資信託ETF、2.日本株式、3.米国株式(米国ETFを含む)、4.投資信託、のとおりである。次に、リスク区分であるが、投資信託が7%で赤色、ETFが12%で黄色、株式が15%で青色とする。

 これについては、金融商品の暴落時におけるナンピンの目安なので、リスク区分に関しては変更可能である。このリスク区分のパーセンテージを変更することで暴落時の許容度を決めておくべきだと筆者は考えているので、ソレについては参考にしていただきたい。

使い方
 次に、銘柄についてだが、こちらは自由に変更してかまわない。新たに追加することも可能である。また、表の白色になっている部分であるが、ここには、銘柄、株価、配当金利率、実質信託報酬利率を手動で入力することができる。これによって、分配金、信託報酬経費額、実質受取金などが自動で算出される。

 この表の右側には、取引場所を入力するセル、購入可能な最低単元の枚数、を入力することができる。これら上記の内容を手動で入力することで、100株購入に必要な金額、をスプレッドシートで計算することができる。これらを目安に、リスク区分のパーセンテージを組み合わせることで、株価の最安予想もすることができる。

マンゴー製作所金融商品ポートフォリオ20220301のスプレッドシートデータのダウンロードは☟

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