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落選から14週目。 町会・自治会について考えてみる。

こんにちは。ゆざわ一貴です。
毎週土曜日に一週間で話題となった出来事を
徒然なるまま投稿をしていますが、
今週は大人のお付き合いが多かったために遅くなってしまいました。
自分で決めたルールを守れない大人、カッコ悪い・・・反省。

それでは言い訳とともに今週の出来事から
『町会・自治会』について考えたいと思います。

新型コロナウイルス感染症が5類相当に移行したことにより、
全国的にお祭りやイベントが行われ始め、
暑さが増してきたことにより
移行当初はマスクを外さなかった人が多くいましたが、
現在では電車の中でもマスクをしている人の方が少ないくらい
マスク離れが進んでいることが実感できます。


私の住んでいる品川区でも
お祭りやイベントが4年ぶりに開催されていて
そこに集う人たちの数もコロナ前以上というところがほとんどで、
みんなこの日を待っていたんだなーという嬉しい実感もあります。

準備をする人たちも
やり方を忘れてしまったり
どこになにを置いていたのか忘れてしまったりと
「たいへんだ、たいへんだー」と言いながら、
笑顔で取り組んでいるのがとても面白く素敵だなと思っています。

参加者・来場者もコロナ前より格段に増えているようで、
2倍近くの来場者というところもあります。
私も毎週どこかしらのイベントの手伝いに参加していますが、
猛暑・酷暑もなんのその!
入場制限をかけるほどの人たちでにぎわっています。


品川区内だけでも毎週どこかで何らかのイベントをやっているので、
毎週末のイベント屋となった私と
そこで顔を合わせることとなる顔見知りとなった子どもたちの
奇妙な関係が生まれました(笑)

そんな子どもたちの一人から面白い質問をされました。
「どうして同じ品川区のお祭りなのに、焼きそばの値段が違うの?」


おお!
鋭い質問。


確かにこのちびっこイベントマスターが言うように
焼きそばの値段は200円、300円、400円と様々。
射的も50円、100円。
フランクフルトも100円、150円、200円。

区内13地域センターごとに行われる『区民まつり』であっても
販売価格はまちまち。
子どもたちからしてみたら
同じスーパーマーケットなのに
店舗によって値段が違うのはどうして?
といった感じのようです。


こういったイベントでの出し物は全て同じなのではなく、
町会・自治会ごとに買出しをしているので
仕入れ値により販売価格は違ってきます。
でも子どもたちからしてみると、
昨日買った焼きそばと、今日買った焼きそばが、
同じ量なに値段が倍したり、
同じ景品の射的の金額が倍だったりすると
「どうしてこのお祭りの商品は高いんだろう」と
感じてしまうかもしれません。

どの町会・自治会もイベントで『赤字』を出したくはありませんので、
『前回を上回る収益』をめざしてみんなで頑張ります。
なので『仕入れ値』に『利益』を加算して価格を決定させます。


ここでポイントとなるのが『利益』の部分。
例えば焼きそばを販売する場合、
材料となる<麺・キャベツ・肉・油>については
ほとんどの差がないはずです。
なのにどうして価格に差ができるのか。
それは『補助金』にあります。

品川区では町会・自治会に対して様々な補助金を出しています。
その補助金をうまく活用すると販売価格を抑えることができて、
子どもたちには安く提供できます。

品川区の令和3年度における町会・自治会への補助金①
品川区の令和3年度における町会・自治会への補助金②

しかしながら町会・自治会によっては
補助金に頼らずに自力でイベントを行いたい!
という強い意志を持ったところもあります。
私の所属する町会もほとんど補助金に頼りません。
町会長を中心とした町会員の固い結束力によって
原価近くで販売してもしっかりと利益を出しています。


様々な考え方を持つ町会・自治会が
それぞれの価値観のもとでしっかりと活動ができるよう、
今後も地域の声をきき、
その想いが地域へと還元されるよう
これから引き続き活動をしていこうと思います。

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