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落選から11週目。 運動と寿命について考えてみる。

こんにちは。
ゆざわ一貴です。

みなさんは「自分が健康だ」と思っていたのは何歳くらいまででしょうか?

今も健康だ、と言う方もいるかと思いますし、
あのころ医者から薬を処方されて飲み続けているなあとか、
○○才を過ぎてからは起きるのがつらくなったなあとか。

健康を維持するために
毎日体操をしたり、ジョギングをしたり、スポーツジムに通ったりと、
健康に気をつかい始めている方も多くいるかと思います。

私自身も40歳を過ぎたあたりからはお腹の脂肪が気になりはじめ、
腹筋や腕立て、そして妻と一緒に柔軟体操などをしています。

健康のために、スポーツを始める方もいるかと思いますが、
多くの方はまず若いころに行っていたスポーツを始めようと
アタマに思い浮かべるのではないでしょうか。

私は幼稚園の頃から水泳、その後バスケットボールや柔道をていました。
なので学生時代に行っていたスポーツを始めようかなと思っても、
水泳は近くにプールがない。(探す気がないだけかも・・・)
バスケットボールや柔道はキッカケがあれば始めてもいいけれど、
いまさらついていけそうにない。(キッカケを求めていない・・・)

野球やサッカー、テニスなどは
比較的社会人になっても続けている方が多いかもしれませんが、
ほとんどの競技は学生時代のみのスポーツとなってしまい、
生涯スポーツとなっていないのが現状であると思います。

そもそもスポーツや運動は健康に良いのか?

よく『平均寿命』と『健康寿命』という言葉を耳にします。
平均寿命とは「0歳における平均余命」のことで、
2019年の平均寿命は
男性81.41歳、女性87.45歳。
健康寿命とは
「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」
のことで、
2019年の健康寿命は
男性72.68歳、女性75.38歳。

ちなみに
1900年の日本人の平均寿命は
男性43.97歳、女性44.85歳。
1950年で
男性58.00歳、女性61.50歳。
2000年で
男性77.72歳、女性84.60歳。

社会全体の生活環境の変化や
医療の進歩等によりわずか100年程で
日本人の平均寿命は倍近く長くなりました。

では健康寿命はどうなのか?
それを100年前とデータで比べることは難しいですが、
先程の2019年の数字をみると
平均寿命と健康寿命との差は
男性で約9年、女性で12年ほど差があることが読み取れます。

現在『人生100年時代』といわれていて、
実際に『人生90年』に手が届こうとしていますが、
『元気に自立して過ごせる期間』である健康寿命を延ばすことが
とても大切だと思います。

各自治体でも健康寿命を延ばすための取り組みを行っていて、
私が住んでいる品川区では区民の健康を10年を計画期間とする
『しながわ健康プラン21』という事業を行っています。
https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/contentshozon2020/kenkoupuranhonpen.pdf

そこでは「いまより10分多く体を動かしましょう」とオススメしていて
18~64歳までは1日60分元気に体を動かす。
65歳以上は1日40分じっとしないで動きましょうとしています。

私も頑張って運動はしていますが、
1日60分は運動していません・・・
15分くらいかなと。。。

そう考えるとプロアスリートは
常に運動をしていて、鋼の肉体と精神!
栄養管理や健康管理は専門トレーナーがついていて
まさに理想的な日常を送っているかと思います。

しかしながらこのようなデータがあります。

少し古いデータですが、プロスポーツ選手たちの寿命のデータです。
平均寿命より低いスポーツがかなりあります。
その大きな理由は、「心臓jへの負担」にあるようです。

例えば相撲の場合は極端に体重を増やし、過酷な練習をする。
ボクシングの場合は過酷な練習に加え、極度の食事制限。
カラダへの負担は大変大きく、
心拍数は多くなり、心臓への負担は大変大きくなります。

心拍数については哺乳類ならどんな動物でも
一生のうちに打つ回数は約15~20億回と決まっているそうで
寿命が2年のネズミも、70年の象も同じ回数とのことです。

また私たち人間は、
心拍数が1分間に70回以上の人は、70回未満の人に比べて、
心臓病が原因の死亡率は、なんと2倍になるそうです。

こういったことから考えると、
健康のために激しい運動を頑張って行うことも重要ですが、
心と体を休ませてあげる、リラックスをする時間をつくることも
これからは健康のために考えていく事が重要になりますので、
自治体においても、健康促進のメニューに入れていただきたいと思います。

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