Yoshiyuki Shimizu

Yoshiyuki Shimizu

最近の記事

僕の始まりの部屋

他者のnoteで「#はじめて借りたあの部屋」のハッシュタグを見かけて、自分の初めての賃貸を振り返るnoteを書こうと振り返ったら、人に支えられ続ける人生のスタートだった。 大学を出たのは99年、国も認める就職氷河期時代。学校に籠もって制作に没頭し社会を知らない学生に仕事があるわけもなく、大学生という肩書がなくなると、ただのフリーターになった。 ずっと実家で暮らしていたのだけど、世間体からやっぱり居心地も悪くなり、「もう知ってる人の居ない地へ」ということで、突如脈略なく北海道

    • Youtube クリエイターキャンプに参加した

      毎回イベントや仕事に重なって出席できず。今回も申し込み後にレースが重なってしまいました。ただオンラインということで「もしかしたら後日見れるかも」と淡い期待をして今日ログインしたら見れたので迷わず参加。 様々な講師陣の公演はとても良かったです。 一応色々と「口外禁止」みたいな感じではあるので、基本的に自分が感じたことと、個人的に覚えておきたいポイントをメモとして残しておきます。たぶん大丈夫だと思うんだけど、Youtube側から削除依頼きたら記事はクローズということで。 1日

      • 2020年、前期の授業

        突然大きく社会が変わった、それも世界同時に強制的にもう元の世界には戻らないけれど、これは多くの価値観も元に戻らないことも意味している。過去の“当たり前”は通用しない。ここから縮小するサービスもあれば、生まれてくるサービスもある。とにかく社会が突然変わってしまった。 数年前から僕は大学で1コマ授業を持っている。そして今年度前期の授業は全てリモートの予定となった。(後期はまだ未定) 授業内で外部の人とハングアウトで繋げたり、LINEのテレビ電話で繋げたりと、ゲストと繋ぐ試みは

        • 人はいつプロになるのだろう?

          仕事を始める時に名刺を作ればスタート出来る。基本的な「宣言」から物事は動いていくものと思うけれど、「完璧なプロフェッショナルです」と言えるのはどのタイミングなのだろう。 「まだ初めたばかりなので」言い訳を前提にしてしまうこともある。なんでも一歩目は難しい。特に仕事となれば見積もりの立て方が分からない。どれだけ時間を費やし、どれだけ費用がかかるかさえ分からないのだから。 そんなでもいくつか仕事をすれば実績が積み重なる。評価が良ければ周りに宣伝してもらえる。そうして仕事は広が

        僕の始まりの部屋

          まずはメーリングリスト

          とりあえず当時はメールでのやりとりがメイン。なので、そこに集った皆のメールアドレスをメーリングリストへ登録する作業が最初だった。 その辺りの作業から僕はCETに関わった。この頃はまだ名前の無いイベントだった。 この時は2003年の秋。表参道・青山などを中心としたイベント「Tokyo Designers block」の準備中だったか、既にスタートしてるかのギリギリの頃。 TDBの期間が2003年10月9日〜13日の5日間。僕らの名無しイベントが11月7日〜16日の10日間。

          まずはメーリングリスト

          僕の中でのCETのはじまり

          CETとは、って話はもういいかな。どう始まって、どう動いて行ったのか、自分視点からのまとめ。 2004年の夏頃、派手な世界に憧れていて、何かしら掴もうと毎日色々な人に会い、色々な場所に足を運んでいた。 「東のエリアが面白いらしい」という、ざっくりな情報で耳にしたのは、八丁堀に出来た「8bath」という空間。名の通りバスタブが中央に置かれたクラブ。というより、パーティースペースか。 そこで「パーティーが開催される」ということで、のこのこと顔を出したのがこのタイミングだった。

          僕の中でのCETのはじまり

          手段が目的だった

          CETを時々振り返る。復活させたいと相談をされたからなのだけど、どうも違和感しか無い。そもそもの持ちかけられた復活の目的に心が動かないからだと思う。 CET、ものすごく簡略化した説明が「手段が目的のイベント」という言葉に行き着いたのが最近。 「町おこしイベント」なんて表現されるのだけど、その現場に居た人達が全員「この街をどうしたい」とか、考えてたわけじゃ無い。 「空いてる空間があるなら、そこを自由に使いたい」「新しい表現方法を試したい」「やってみたい事があったんだ」「ず

          手段が目的だった

          新規ファンの獲得と、既存ファンからのブーイングのパラドックス

          企業にとってのファンって、必ずしも売上げに貢献できてないってこと、あるよね。高額商品になればなるほど、そんなに頻繁に買い替える訳でもないし、常に「昔の方が好き」って人もファンには多いし。 なんとなく、新しいクルマの発表に伴って出ているコメントを見ながら考えた事なんだけど、たぶんクルマだけの話じゃ無いかなと。 それで、 企業にとっては健全な経営が大切であって、そうすることで、当たり前なんだけど、会社の存続と社員の生活を維持したり出来るわけよね。 その健全な経営の為に、より

          新規ファンの獲得と、既存ファンからのブーイングのパラドックス