見出し画像

聞き覚えはある「畏敬」ってどんな感情なのか

こんにちは!

今回は畏敬って漠然としてるけど
他の感情とどう違うのかがテーマです!

2日前の投稿でも引用させていただいた
光田さんの論文『道徳教育における「畏敬の念」』で
「畏敬」を他の感情と対比させて解明を試みた
ボルノーさんという方の考えが紹介されているので
そちらをまとめます!

2日前の投稿のリンクはこちらですが最下段にも貼りますのでぜひ!



尊敬と敬愛

尊敬との違い

まず尊敬を特徴づける3つの側面がある

1.人間の核心に向ける感情のため、自分と同等の者に対しても抱く
2.自分が尊敬する対象と自分自身には、距離があるように感じる
3.既に訓練された自己自身の、一定の経験に基づいて初めて生じる

これらの点は畏敬と似ているが、
「畏敬」は対象に向かい合う際の「独特の内的緊張」生み出す。
(Zai的に内的緊張は萎縮と捉えました)
それはやはり畏れという恐怖に似たものの解釈が必要となる。

敬愛との違い

同じ敬の字が含まれているため
畏敬、尊敬とも語源は通じているだろうが、意義が異なる。

「敬愛」というのは、自分が敬愛する人への恩義を感じて生じ、
さらに自分と敬愛する対象との間に隔たりがあろうとも、
愛ゆえにこの隔たりを克服しようとするのである。

しかし畏敬や尊敬は直接的、個人的な関係を
前提にしていない。

小まとめ

畏敬を抱くのは
自分の中に常識として一定の経験があるモノに触れ、
そのモノが自分の常識と距離があることで生じるが、
その対象の前に委縮し、近づくことはできない。

以前パレオな男鈴木祐さんのブログをまとめた際に書いた言葉を
小難しく書くとこうなりそうですね


恐怖との違い

恐怖とは自分を害するかもしれない、強大なものへの恐れに脅かされ
逃れようとすること

しかし畏敬は、強大なものとの関係において生じるけれど、
自らが脅かされているとは感じないため、逃げようとはせず、
その関係性を保持する。
つまり畏敬の対象は自分に対して威嚇的ではなく
友愛的で促進的に向かい、近くに留まっていたいと思わせてくる。

 ちなみに両者の一字が合わさった言葉に「畏怖」がありますが
論文内では詳しく書かれていなかったためChatGPTに聞いてみました。
・恐怖は危険や脅威に対する強い不安や恐れの感情であり、身体的・心理的な反応を伴います。
・畏怖は、威厳や尊厳を持つものに対する深い敬意や恐れの感情であり、
・畏敬は尊敬や敬意を表す感情であり、恐れを含まないことが特徴です。

とのこと。

中まとめ

「畏敬」は尊敬や敬愛の感情によって対象へ引き寄せられながらも
一方で畏れを感じ近づけない。
この引き寄せられるけど委縮しちゃう、
でも逃げたいかと聞かれると近くにいたいと答える
そんな独特な距離の不安定さが「畏敬」の特徴

じゃあ畏れってなんなんだというのが次に書かれているんですが、
結論から言うと、向かってくるものに対して近づくことを避けたいという
この思いを羞恥からくる物怖じとして捉えた。

 そう、羞恥という恥じによって近づき難いと言っているのです。
ただここからはだいぶ哲学チックに「生」とはなにか?
などが入ってくるので、私自身哲学について学んでからお書きします。

何十人の哲学者の考えを一人ずつ超かみ砕いてくれている本を
2冊読んだのですが、、、
いやー、さっぱりで笑笑

頭の整理がつかんというか、整理すること自体が間違っているというか

この感想も読書記録で書こうかな

おわりに

「畏敬」というのは尊敬・敬愛・恐怖・畏怖とは異なる。が、
これらの中間に位置する、もしくは両者に引っ張り合いにされている?

サムネのパズルは引っ張り合うようにも
それぞれの色を染み込ませようとしているようにも見えますね。( ´∀` )
畏敬の定義づけ(これは自分の人生の軸としての)についてなのですが、
正直しっくり来るものが浮かんでません。

状況としてはお菓子コーナーで駄々をこねる子供と引っ張る親?
いやこれは逆転してしまうから違う、
Dr.STONEの硫酸を取りに行く二人
ミッションインポッシブルの1作目の宙づりシーン
ってとこかなぁなんて思ってました

ではまた!
他のマガジンそろそろあげようかななんて思ってます!

すきやコメント、フォローもお待ちしてます!


冒頭で紹介した2日前に書いたリンクはこちら


最後までお読みいただきありがとうございます! これからも「本心」に向き合った投稿を続けていきますので、よろしければ、サポートお願いします。 目標は本心を心行くままに話し合える温かい空間を作ること!そのための費用に使わせていただきます!その空間で恩返しができれば幸いです!Zaiより