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人生とは修行である

あー、久しぶりによく笑った。ここのところ忙しかった友人と久しぶりにカフェで会って話をした。

近況報告や共通の友人の話、子どもの話。話すことはたくさんあるが、とにかくネタに事欠かない友人の話には毎回大笑いしてしまう。今日はツボに入ってしまい、なかなか笑いを収めることができなかった。いやー、参った。

いろいろスタックしていて大変な毎日でも、こんなふうにお互い笑えるうちはまだ大丈夫。ひとりで深刻になりすぎると、どうしても鬱々としがちだが真面目になりすぎると碌なことがないのである。笑いって本当に生きる上で重要なエッセンスだと思う。

深刻になりすぎるんじゃなくて、「なんでもオッケー、かかってこいや!」くらいの勢いでちょうどいいのだろう。ただでさえ、パッとしない世の中なのだ。しかも住んでいる場所は自分にとってはどこまでいってもアウェイ。何年住んでも外国は外国、アウェイであることになんら変わりはない。

年齢のことはあまり気にしない方だが、さすがにいい年になってくると何かとハードルが高くなるし、自分でも無意識の内にハードルを上げがちになる。やる前から「無理だよなぁ」なんて気持ちになっている自分に気付くことも最近では多くなった。ジョギングと同じで、走り出す前は嫌で嫌で仕方ないが、一歩前に出せば前に進むのと同じように、おそらくやってみればそれほど大したことはないのかもしれない。まぁでも、実際いろいろとキツイのも確かだ。

友人の話を聞きながらそんなことを考えたりもした。みんなそれぞれの事情を抱えた上で、今ここで、できる限りのことをやっているのだ。そんな友人たちを見ていると尊敬しかない。とにかく砕けない程度に当たることから始めてみようと思う。

ベルリンで自分のやりたいことってなんだろう。パッと思いつくものをいくつか挙げてみよう。

・ドイツの現状とその原因を探る(調査・インタビュー)
・移民関連の不思議を解く(調査・インタビュー)
・自分の興味のある分野での仕事(文化関連・教育など→必要な分野の勉強)
・カフェやジムでのバイト(応募)
・行けるうちにまだ未踏の地を踏む(旅行)
・これまでの仕事も継続(撮影・コーディネート・調査など)

できることからまずは着手。それでも何も動かなければやり方を変えればいい。何事も修行でトレーニングだと捉えればそれほど難しいことではなさそうだ。要は今まで通りにコツコツやるより他はなし。そして、信頼できる友人とたまに会って話して大笑いできれば何よりである。









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