ASO(アプリストア最適化)のキーワード設定のコツなど

※2018年1月に調査した内容です。

ASOとは

「ASO(App Store Optimization、アプリストア最適化)」とは、アプリストア内の検索結果に自社のアプリをより多く表示させ、さらに表示したユーザがアプリをインストールする確率をことで、より多くのユーザーにインストールしてもらうための手法です。

例えば、ユーザーはリマインダーのアプリを使いたいと考えた時に、アプリストアで検索欄に「リマインダー」と入力するなどしてアプリの検索を行います。すると、「リマインダー」のアプリが大量に表示されますが、ユーザーは検索結果上位のアプリしか確認しないでしょう。よって、検索結果の上位に表示させることが重要です。また、検索結果に表示されるアプリの情報(サブタイトル、スクリーンショット、レビューなど)を見て、ユーザーはアプリをダウンロードするか決断します。

今回の記事では、ユーザの検索結果により多く自社のアプリを表示させることにフォーカスした具体的な運用方法を列挙します。(実際の運用では、サブタイトル、スクリーンショット、レビューを改善することも重要です。)

App Store, Google Play Store共通

GoogleトレンドでGoogle検索の検索ボリュームの順位を調べることができます。ボリュームの多いキーワードを設定しましょう。
・ストア検索のサジェスト順位がボリューム順位です。

App Store(iOS)

・キーワードは、検索キーワードを登録するスペースです。複数のキーワードをカンマ(,)で区切って100バイト(約50文字)以内で設定できます。これをフル活用しましょう。バージョン単位で編集が可能ですが、送信後の変更はできないので注意しましょう。

キーワード設定のコツ
1.単数形または複数形は、検索上位に入りやすい方を使う。
2.会社名、アプリ名、アプリのカテゴリー名を含める必要はない。
3.表記ゆれに対応する(リマインダー、りまいんだー、reminder)。
4.関連性が高くボリュームがあり、競合の少ない組み合わせを作る。


・キーワード「無料」は審査でリジェクトさます。
・動画は、同じ動画でもiOS10から11にアップデートされたらCVRが40%向上するなど効果的になっています(Grows Hack Jornalより)
・iTunes Connectの情報からCVRを計測することができます。

GooglePlayStore(Android)

・タイトル、サブタイトル、説明ページに書いてある内容に基づいてGoogle Play Storeの検索順位が決定されます。
・自社、他社のCVRの情報を得ることができます。Google Play Console>獲得レポート>Play Store(オーガニック)の〇をクリックすると、自社のアプリのCVR、他社の同ジャンルのアプリのCVRの第1~3四分位数が出ます。

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