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ACTのクリップボードエクササイズの効果を独自考察(試し書き)

「クリップボードのエクササイズ」により得られる認知的効果を現象的に捉えるとき「痛みや不快感などに対する作用反作用の効果」痛みや不快感に対して同じ力で自身のエネルギーを付加してしまうなどの説明があるように思う。

同時に「痛みや不快感に意識を向ける事による視野狭窄効果」があげられる。痛みや不快感(以下、対象とする)の改善または回避する為には対象に意識を焦点化する必要性があり、ヒトの持つ認知特性である一つの意識を向ける事で他の対象を認識し辛いなどが一般的ではないだろうか

「痛みや不快感に伴う防衛反射による緊張状態、スタンバイ状態」

が継続的に繰り返されることによる疲弊は勿論、疲労の蓄積による神経の過敏状態を引き起こしているとも云える。同時に心的疲労により身体の回復力を低下させる事からも心理的火柔軟性・身体的緊張・思考や意識の疲弊による悪循環が想定される。

そして、これらの状態はあくまでも健全な身体機能とも云える事を認めた上(メタ認知と自己受容)のうえで「あっても良い」部分と「望ましくない状態や認識」の部分に選り分ける必要があると考えられる。

「生じている現象」を構造的に観察を通して細分解していく事で内発性とのアクセスを試みる事が必要であると考えられる。その効果として「ステレオタイプ」や「社会的価値観」に自分を合わせるだけではなく「本来の自己」や「自分軸」に繋がるその人自身の「価値観・大切なモノ」が見つけられるのではないかと考えている。

この過程で内発性とのアクセスにより「肚落ち」や「気づき・直観」の体験が可能であると感じている。(明確に感じられると考えている)

ほかに、この現象の構造化による「暴露効果」についても説明できるのではないかと考えている。

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