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久々に、野菜に本気出す。

今日はお休み、久々の種蒔きをしておりました。
プランターにばら蒔きの『摘み菜システム』ですが、口に入る野菜ならばとことんこだわりたい。
燃えたぎる情熱を注ぎ込んでいた頃の記憶を呼び起こし、抜かりなく全てを結集!

まずは、土から。数多の土を試した結果、たどり着いたコスパ最強の土が『コメリ・農家さんも使ってる野菜の土』40L。
初期肥料成分もしっかり入っており、保湿性も通気性も上々。以前に篩がけテストをして分かったのですが、粒子構造も微粒子から団粒までバランスよく含まれており、繊維質も豊富。量はありますが、プランター数個に使っても足りなくならないくらいの量なので、残った分は増し土に残しておけるのがありがたい。

僕はここに、米糠と籾殻を追加。少し土の色が変わる程度に追加配合をして、その土をプランターに使います。
米糠も籾殻も、その効果は後に効くのです。初期肥料が切れ始める頃に米糠が聞き、繊維質が分解される頃に籾殻が分解されて効いてくる。
植えっぱなしになる摘み菜システムでは、植え替えをしないのでその土を動かすことができないぶん、どう遜色なく使ってゆくかが重要になります。

蒔いたのは、ベビーリーフMix・レタス-サラダMix・サラダほうれん草・そしてミニ大根。
いずれも、均等になるように少し多めに。
摘み菜で食べてゆくとなれば、量がないと残してはゆけないですからね。

蒔いてから土をかぶせたら、その上に籾殻マルチ。保温と保湿には、これが効果的。発芽率も、保温することで少し上がります。

今日はこのエリア、雨。そこまでやったらまずは、プランターをお外に出して雨の恩恵に与るとしましょう。

そして今後の施肥を考えて、有機肥料を配合すべくの作業を開始。まずは、米糠・脂粕・有機リンカリ肥料を全て、製菓用篩で篩がけ。
脂粕は、家にストックしてあった『J-オイルミルズ製粉末脂粕』。これ、おそらくダイソーで販売されている脂粕も同じメーカーじゃないかな…と思います。
有機リンカリ肥料は、百均で販売している『オーガニスタ』という肥料。鶏糞と酒粕をベースに作られていて、リンカリとの表記はないですがリン・カリウムの成分が多く、リンカリと考えて差し支えないと思います。

どうしてそんなことをするのか?と、普通はそう思うでしょう。ただこれには、僕なりの理由があります。これこそ、僕が『crazy plantist』だった所以。

基本、有機肥料は分解されて初めて効果を発揮するもの。緩効型肥料、なのですよね。ただ、植物の状態を見て施肥がいると判断された時に与えるのが、有機肥料だと効くまでタイムラグがあります。化成肥料なら即効性があるので間に合いますが、有機肥料だとそうはいかない。

分解速度を早めるには、微生物が食べやすい状態にしてあげれば良いのです。ビッグマックの夜マック倍パティは食べにくいけど、普通のバーガーのサイズなら食べやすいですよね?それと同じなのです。大きいと、食べづらい。
だから各種肥料から微粒子を抽出し、分解速度=施肥効果が出るまでの時間を短くする、という訳です。

そして配合量は脂粕2:有機リンカリ肥料2:米糠1、の割合でいきます。これを、発芽後に生育が早くなってきた頃に1週間おきに少しずつ施肥。分解速度を上げるとはいえ、化成肥料ほどは至らない。少しずつ、ゆっくり長く効かせてゆけるのが有機肥料のよいところ。

まずはここまでこだわって、やるだけのことはやりました。お天道様のご機嫌次第なのが野菜作りの難しいところですが、うまくいったらいいな…
僕の経験則が、役に立ちますように…!

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