生涯年齢17歳
今から30年の歳月が経過した未来にどんな夢を見るか。うん、切り口を少し変えて考えてみよう。
まず、30年後といえば、今現在のアラサー世代が60代に突入している。精神年齢は未来永劫17歳で急ブレーキを掛けっぱなしで成長は見込めないが、頭髪は抜け落ち、臀部や背骨は垂れ下がり、目尻や額に刻まれた皺は紛れもなく初々しさとは無縁の賜物が拝めることだろう。 ま、そんな身体状況だ。ハツラツとしていた青年時代のフットワークの軽さというよりは、5分に一回皮肉を垂れ、背もたれに寄りかかる重々しさの方が際立つだろう。
そのくせどちらかというと、耳は固く、思考は一直線 頑固一徹。分かりやすく言えば、自らが敷いてきたレールを耳を塞いで右往左往するトロッコのようだ。こういう心理状態であるだろう。
ここまで書いてまるで夢も希望も兆しも見えない。読みたくもない。そう思う方も多くいらっしゃるかもしれない。
そう、その通りなのである。自然の摂理に従ってただただ老いていってはダメなのである。一生かけて培ってきた生涯年齢17歳という勲章にも近いマインドはあらゆるモノに興味を示し、トライし、叩きのめされ、泣きじゃくり、震える指先で高みを指差し、眩しい日差しを跳ね返すほどの情熱を伴って突き進んでいくためにあるものなのだ。遅え頑固なイカれたトロッコではなく金に輝くカッ飛びジェットでなくてはならないのだ。
ここまで書いてご理解頂けたかと思う。
モノじゃねぇ。
マインドなのだ。
企業が金だけじゃ続いていけないように、マインドを伴ってはじめてエンジンがかかるのである。
私が30年後に夢見るもの
それは若かりし頃に抱いたあの情熱的なマインドを失望を憤怒を爆笑をまるでいままさにその日に戻ったように体感できる感動の永久保存である。
どこまでも突き進め金に輝くカッ飛びジェット。
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