ガイ・タカヤマ

徒然なるままに、リーマン暮らし

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人がなんと言おうと、自分自身でやってみなければ、結果はわからない

ダチョウたちは飛ぼうなんてことは考えもしなかった。そもそも、そんな発想がなかった。 ダチョウたちがエサを捕食している時、偶然落ちてた奇妙な箱が1羽のダチョウの頭に被ってしまった。彼は得たい知れない物体を外そうとしたが、視界は雲に覆われてしまった。そして考えもしなかった「空高く舞い上がり自由に飛行する」夢を抱くようになった。 それ以来、彼はひたすら飛ぶ訓練を始めた。他のダチョウたちから「無理だ、無謀だ、バカげてる、頭がおかしい」と後ろ向きな言葉を浴びせられても、諦めなかった。 そして遂にその時は訪れた。 「みんな、あばよ」と次の未知なる世界へ旅立っていった。 そして年月が経ち、彼は希望と挑戦と言うことに実績を加えた先駆者として帰ってきた。 諸先輩方や専門家の人たちが端から無理だと決めつけていることは、本当に無理なことなのだろうか? 反論や間抜けな発言、失敗の予言が出てきた時、楽観的な自分は、“今、自分は重大なものを掴んでいるのかもしれない” と解釈することがある(但し、革命は失敗すると誰かが言えば、必ず成功するというものでもないが…)。 否定的なコメントに対して感じることは色々とあるが、ハッキリしていることは1つだけ。 『人が何と言おうと、自分自身がやってみなければ、結果はわからない。』 だから、何があっても悩まないように。失敗に怯えているより、世界をより良い場所にすることに取り組む方がずっと楽しいのだから。 ------- My interpretation of naysaying, bozosity, and predictions of failure is that they indicate you're on to something (this doesn't mean that when people say your revolution will fail, it will necessarily succeed). However, there is one certainty: "No matter what people say, if you don't try at all, you will never know." So don't let anything grind you down. If you have revolutionary potential, then you have a moral imperative to make the world a better place. You will find that defeating bozosity is more satisfying than accumulating trappings—and making the world a better place is more satisfying than defeating bozosity. Then you will understand the most important lesson of all: The greatest role that life can bestow upon you is to be a revolutionary.

    • リーダーこそ手を動かせ

      <先人の経験(体験談)から後知恵を得る> 1994年、ある若者が大学を卒業した後、ロスガトス(カルフォルニア)にある小さなコンデンサー開発会社に就職した。新しい上司が職場を案内してくれた時、サンフランシスコ湾岸地帯の大きな地図が散らかっているのが目に入った。 「散らかっていてすまないね」とマネジャーは言い、地図をごみ箱に入れた。 「その地図は何に使うんですか?」 「この前、個人的な仕事ばかりしていた男をクビにしたんだ。それはその男のものだ」 若者はそこに自分の荷物を運び、

      • 『売り込みのプレゼン④』~プレゼンでやってはいけないこと~

        ●特許を取得していることを前面に出さない 特許は重要ですが、5年間の時間と2万ドルの費用を掛けても一時的なものです。特許を持っているから投資してもらえると考えるのは間違いです。自分の特許を守るために訴訟を起こす時間とお金がありますか?きっとないでしょう。特許を持っていることは付加価値にはなりますが、絶対的な強みではあいません。成功できるかどうかが投資の決め手です。特許の有無は関係ありません。要は中身です。特許を自慢し過ぎるのはよくありません。 ●「自分だけ」とは言わない あ

        • 『売り込みのプレゼン③』~売り込みの失敗例

          問題①出だしはスピーディに 一番マズイことは出だしでもたつくことです。そうなると挽回し難くなります。最初に躓くと、なかなか盛り上がりません。ダラダラせず手際良く話を進めましょう。スピード感が大切です。 問題②袋小路に入るな 次の問題は、専門的な話に囚われ過ぎて袋小路に入り込んでしまうことです。誰かに質問された時に、知識を見せつけようとして、くどくどと細かく説明してしまう。すると9割の人はさっぱり理解できず、質問した人だけに答えている状態になります。そういう時はこう言います。

        人がなんと言おうと、自分自身でやってみなければ、結果はわからない

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          『売り込みのプレゼン②』

          ◆白紙の状態からやり直す  売り込みを続けていれば、会社や商品について一通りの質問が出尽くすはずです。1度目の売り込みが済んだら修正、2度目の後にも修正したくなるものです。そうすれば質問の答えは盛り込まれていきますが、プレゼンは長く、文字サイズは小さくなります。1度のプレゼンで全ての質問に答えようとしないで下さい。どこかの時点で立ち止まり、売り込みがどう変化してきたのか見直すのです。白紙の状態からやり直すことをお勧めします。重要な質問や問題点を頭の片隅に置きながら考え直しまし

          『売り込みのプレゼン②』

          『売り込みのプレゼン①』

          売り込みの目的は他人を納得させることです。あなたの商品・サービス、及び会社を信じて貰うことです。出資してもいいと思わせたり、あなたの会社で働きたいと思わせたり、どんなものか分からない商品を買いたいと思わせるためです。人々の気持ちに働きかけ、納得するのが売り込みなのです。 ◆プレゼンの基本 売り込みに備える上で最も大切なのは「練習」です。もう十分と言える位まで練習を重ねるには恐らく20回~25回繰り返すことが大事です。自分には売り込みの才能があると自信満々の起業家は沢山います

          『売り込みのプレゼン①』

          『起業家ってどんな職業?』

          「起業家は何をするのか?」 質問:人に何をすべきかを教える人?⇒ いいえ。 質問:いいものを買う人?⇒ いいえ。 質問:楽しい場所に旅行する人?⇒ いいえ。 「これが起業家の仕事です。」 答え:何かしらの価値があるものを作る。 答え:そして、それを売る。 答え:それを人に使ってもらう。 答え:得たお金で会社を作る。 答え:作った会社で仕事を作り人を雇う。 「起業家はなぜそんなことをするのか?」 それは、世界をより良い場所にするため。 それは、好きなことをするため。 それは

          『起業家ってどんな職業?』

          『投資家へのメール』

          弁護士や大学教授などの“仲介者”に投資家を紹介してもらえなかったら、Eメールで投資家にアプローチしてみましょう。 <魅力的な件名をつける> どの様なメールに心を動かされるでしょうか?件名で印象の8割が決まります。ここで相手の心を掴みましょう。「あなたを知っています」と伝えることが大事です。「耳寄りなお話があります」のようなスパムメールまがいの件名はやめましょう。どんな件名にグッとくるでしょうか?「あなたの新刊は最高でした」とか、「あなたのスピーチに感動しました」なら、メール

          『投資家へのメール』

          『キャズムとは逆の問題』

          キャズム(深い溝)に関して問題になるのが「情報は段階的に伝わる」という思い込みです。何でも最初に試す記者やアナリスト、専門家などの初期の購入者たちが、人々に口コミで伝えます。そして次のグループへと情報はピラミッド状に広がっていきます。ピラミッドの頂点にいる影響力の大きな人たちに伝われば、下へ下へ口コミが広がっていくと考えられます。これが「キャズム理論」です。 溝を越えてピラミッドの底辺まで届けば商品は普及し成功を収めます。そこから生まれたのが「情報は段階的に伝わる」という思

          『キャズムとは逆の問題』

          『売り込みのプレゼン 10-20-30の法則』

          起業家の売り込み(資金調達、販売、提携など、合意の成立に向けた)プレゼンには「10-20-30の法則」と言われる極意がある。スライド枚数は最大10枚、プレゼン時間は20分、文字サイズは30ポイントと言うルールである。 1度のプレゼンに10項目以上のポイントは盛り込めない。10個を超えると頭がついていかないからである。何をするか、どうするのか、ビジネスモデルやマーケティング戦略、創業チームの紹介など、基本項目に絞ることである。質疑応答のために予備を用意してもいいが、基本は10

          『売り込みのプレゼン 10-20-30の法則』

          「間抜けなこと」に頭を悩ますな

          『にんじんのたね』と言う絵本を読まれたことがあるだろうか?この本にイノベーションのヒントが語られている。 ----------- ● 男の子がニンジンの種をまきました。 ● お母さんは「きっと芽は出ないわよ」と言いました。 ● お父さんも「きっと芽は出ないな」と言いました。 ● お兄ちゃんも「出るもんか」 ● 男の子は毎日周りの草を抜き、種に水をやりました。 ● でも、芽は出ませんでした。 ● あいかわらず出ません。 ● みんな、芽は出ないよと言いました。 ● それでも男の子

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          『情報の食べ方の原則』~プロに任せ過ぎない~

          重要な仕事ほど素人に任せるという考え方がある。例えば、顧客や競合の情報を集めるという最重要の仕事は、マーケティング調査のプロに任せてはいけない。プロは愛用のツールを駆使しつつ、合成より分析を、常識より専門知識を、シンプルさより洗練を重んじてしまい、次のような問題を引き起こす。 ●些細な点に気付いて伝えることができない 車のディーラーが、ショールームに来る人達をよく見ていれば、二つのことに気付くはずだった。①子連れの客は、子供が飽きると買う話を終わりにすることが多い。②妻たち

          『情報の食べ方の原則』~プロに任せ過ぎない~

          格言~先人たちの後知恵~

          「ある書物の価値を測るうえで、読者がその本をきっかけに世界をより良い場所にしようと行動を起こす、という事実ほど明確な物差しはない。」 "There is no greater validation of an author's work than to see his readers make the world a better place because of it."

          格言~先人たちの後知恵~

          『公明正大で、親切で、裏表がない行動』

          困難な状況に陥った時こそ、世界をよりよい場所にするポジティブな行動に力を注ごう。自分の地位を高めることや他人をけなすことに力を注ぐ人間は、信頼されない。 他人を直ぐに攻撃するのは止めよう。誰かを悪人と評価するのは、何度か苦い経験をさせられた後にすること。善人も、時には自分たちの理解できない状況によって悪いことをするかもしれない。だが、だからといって彼らが悪人とは言えない。 ①常に正直に行動する。 ②不当に扱われても礼儀正しく接する。 ③過去に果たせなかった約束を果たす。

          『公明正大で、親切で、裏表がない行動』

          『投資家の目にとまるには?』

          殆どの起業家は早くIPOや買収に漕ぎ着けたいと考えがちです。誤解しないで欲しいのは、ベンチャーキャピタリストを始めとする投資家は、必ずしもビジネスに意義を見出し、世界を変えようとする善人ではありません。簡単に説明するなら、意義を見出し、世界を変える起業家は大抵お金も儲かります。世界に大きな影響を与えそうな会社ほど、ベンチャーキャピタリストの気持ちをそそるものはありません。 ●収益実績 現実にビジネスをやっていることを証明する最も簡単な方法は、収益をあげることです。地に足の着

          『投資家の目にとまるには?』

          『革命的な思考を生むプロセス』

          革命家と呼ばれるには、ルールを変えなければならず、ルールを変えるためには、考え方を変えなければなりません。では、革命家は普通の人が思い付かないようなアイデアをどうやって得るのでしょうか? ある状況や条件や問題をじっくり時間を掛けて考え抜けば革命的なアイデアがひらめくというものではありません。 革命的なアイデアを生むには、大きく3つのステップを踏むと言われています。  Step-1. 取り除く (Purge)  Step-2. つつく (Prod)  Step-3. 沈殿させ

          『革命的な思考を生むプロセス』