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リーダーこそ手を動かせ
<先人の経験(体験談)から後知恵を得る>
1994年、ある若者が大学を卒業した後、ロスガトス(カルフォルニア)にある小さなコンデンサー開発会社に就職した。新しい上司が職場を案内してくれた時、サンフランシスコ湾岸地帯の大きな地図が散らかっているのが目に入った。
「散らかっていてすまないね」とマネジャーは言い、地図をごみ箱に入れた。
「その地図は何に使うんですか?」
「この前、個人的な仕事ばかりして
『売り込みのプレゼン④』~プレゼンでやってはいけないこと~
●特許を取得していることを前面に出さない
特許は重要ですが、5年間の時間と2万ドルの費用を掛けても一時的なものです。特許を持っているから投資してもらえると考えるのは間違いです。自分の特許を守るために訴訟を起こす時間とお金がありますか?きっとないでしょう。特許を持っていることは付加価値にはなりますが、絶対的な強みではあいません。成功できるかどうかが投資の決め手です。特許の有無は関係ありません。要は中
『売り込みのプレゼン③』~売り込みの失敗例
問題①出だしはスピーディに
一番マズイことは出だしでもたつくことです。そうなると挽回し難くなります。最初に躓くと、なかなか盛り上がりません。ダラダラせず手際良く話を進めましょう。スピード感が大切です。
問題②袋小路に入るな
次の問題は、専門的な話に囚われ過ぎて袋小路に入り込んでしまうことです。誰かに質問された時に、知識を見せつけようとして、くどくどと細かく説明してしまう。すると9割の人はさっぱり
『売り込みのプレゼン②』
◆白紙の状態からやり直す
売り込みを続けていれば、会社や商品について一通りの質問が出尽くすはずです。1度目の売り込みが済んだら修正、2度目の後にも修正したくなるものです。そうすれば質問の答えは盛り込まれていきますが、プレゼンは長く、文字サイズは小さくなります。1度のプレゼンで全ての質問に答えようとしないで下さい。どこかの時点で立ち止まり、売り込みがどう変化してきたのか見直すのです。白紙の状態から
『売り込みのプレゼン①』
売り込みの目的は他人を納得させることです。あなたの商品・サービス、及び会社を信じて貰うことです。出資してもいいと思わせたり、あなたの会社で働きたいと思わせたり、どんなものか分からない商品を買いたいと思わせるためです。人々の気持ちに働きかけ、納得するのが売り込みなのです。
◆プレゼンの基本
売り込みに備える上で最も大切なのは「練習」です。もう十分と言える位まで練習を重ねるには恐らく20回~25回繰
『売り込みのプレゼン 10-20-30の法則』
起業家の売り込み(資金調達、販売、提携など、合意の成立に向けた)プレゼンには「10-20-30の法則」と言われる極意がある。スライド枚数は最大10枚、プレゼン時間は20分、文字サイズは30ポイントと言うルールである。
1度のプレゼンに10項目以上のポイントは盛り込めない。10個を超えると頭がついていかないからである。何をするか、どうするのか、ビジネスモデルやマーケティング戦略、創業チームの紹介な