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せーの、と言うて食うたひとくちの味、色と数字の関係

女で集うこと、もとい、集うこと自体があまり得意でないのでこういう会で緊張せずにいられることは嬉しいことやなあと思う、なによりもご飯が美味しく酒がぐんぐんすすんだのは良き店やからというだけやなく。
美味しそうなものが運ばれてきたら、せーの、の掛け声でみんなでいっしょにフォークを口に運んで頬張り最初の感動を共にする、この人らと会ったらいつもその儀式をするのだが、初めてそれをした時、自分の知らない幸福の形を教えてもらった気がしてはっとしたことを思い出す、今回もはっとする。
自分の色と数字の秘密の遊びを御二方にご披露したりスクールカースト論を繰り広げたりでこんなややこしにお付き合いいただいてからに。
その後ふたりを家に連れ帰り珈琲やら飲んでだらだらする、すきな人が家に来るのはやはりいい、家が笑う。
かわいい人ら心身元気でいてよね、と思う。

眠りの質が本当に悪いのでどげんかせんといかん、どげんかせんといかんという方言をここまで普及させたそのまんまはスゲーな、と思う。

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