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クレープで聖火リレーしたい


クレープを食べるという目的が依然達成されていないため、持て余した気持ちをインスタの「#クレープ」を見ることでさらに燃え上がらせている。何をしているんだ私は。


しかし気になっているものはとにかく調べたい&見ていたい性分なので仕方がない。


マリオンクレープやディッパーダンなどのチェーン店は次回の参考としてガチでチェックしつつ、個人店と思しき写真も「もしかしたら近くのお店かも?」と淡い希望を抱いてタップし、しっかり本州で撃沈する日々である。



そんな感じでひたすらクレープ画像をスクロールしていると、あることに気づいた。

最近のクレープって、聖火みたいなやつない?


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クレープと聞いて最初に思い浮かべる形状は扇型である。

クリームや具材が入っていても基本的には楕円っぽく、横から撮ろうとするとほとんど生地しか見えない。かといって中身を見せようと真上から撮ると、なんのこっちゃわからん写真になりかねない。


そのため、クレープは「そのときの感動を写真で残しにくいスイーツ」というイメージがある。ケーキやパフェに比べて美味しそうに撮れないというのがクレープ唯一の難点だった。



しかし「映え」が重視される社会になったことで、クレープもそれに対応しだしたのかもしれない。そのひとつが「聖火」型である。


リンクの写真が見れるかたは以下の2つを参照されたい。


中心角が小さくなり、全体的に細くなっている。まるでソフトクリームのコーンのようだ。


コーンにソフトクリームが注入され、あるいはアイスクリームがのっかるかのように、細く巻かれたクレープ生地にはクリームや具材がぎっしり詰まり、てっぺんには可愛いトッピングが施される。


円形というフィールド。そこが丁寧にならされて安定した地盤には、ビジュアルをアップさせるための追加クリームや具材を自由自在にのせられるのだ(見た目からの推測なので全然違うかもしれない)。


もちろん従来の扇形を保ったままでも、クリームをぎっしり詰めて口の部分を円形に近づければ同じことができるだろう。

しかしそれだと1個当たりのクリーム・具材量が多くなるし、肝心の見た目も「かわいい!」よりも「デカい!」のほうが勝つ。インスタ映えを狙ったはずが、Twitter映えになってしまいそうだ。



つまり、適切な量とビジュアルの良さのいいとこどりを追求した結果が「聖火」だったのではないだろうか。


……以上、お腹空いたなあなんて思いながら布団の上でスクロールしていた、ある夜の考えごとでございました。



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