ここにきて、コンビニでのかぼちゃ登板率が急に上がってきている。

かぼちゃ好きと豪語するからには全商品を食べるべきなのかもしれないが、諸々の事情によりそこそこ見送ることになりそうな気がしている。こういう態度じゃ、マツコの知らない世界には出られないんだろうな……（？）。

そんななか、ローソンからドリンク2種が登場との情報が飛び込んできた。

かぼちゃは飲み物です、と兼ねてから言っている私にぴったりではないか！

1つ目は、パンプキンスパイスラテ。

今シーズンで何度「パンプキンスパイスラテ」という名前を聞いただろう。どうやら、かぼちゃというものは英語にしたくなるもの、かつスパイスと合せたくなるものらしい。

しかし名前は同じでも味わいは異なるもので、これまで飲んできたなかでいうと無印良品が抜きんでている印象だ。実はカルディでも発見しているので、今後また順位が変わるかもしれないけど……。でも確か過去に飲んだことがある気がしないでもないんだよなあ。とりあえず「味平かぼちゃバター」は美味しいのでみなさん買いましょう。

閑話休題。

パンプキンスパイスラテの注目ポイントとしては、パンプキンがスパイスに負けていないかということ。もはやここしか見ていないと言ってもいい。

ガチめのかぼちゃ味か、お菓子的かぼちゃ味かという点はその次の段階である。そのくらいスパイスのパワーは強い。名前的にかぼちゃが主役のはずなのに、実態は「スパイスパンプキンラテ」、いや「スパイスラテパンプキン」になりかねないのだ。

余談だが、容器は記念に取っておきたいところ。かぼちゃがチルドドリンクとして採用されたことを後世に伝えたいんだ……。

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2つ目は「たんぱく質10gが摂れる　パンプキンスープ」だ。

スープはかぼちゃ加工食品の定番だが、本商品には特筆すべき点が2つある。それは、〈飲み口が付いている〉〈たんぱく質補給ができる〉だ。

もしかして私の要望を聞いてくれた？ と勘違いしてしまいそうなくらい、需要と供給が合致しすぎている。いや、声に出していないだけで、本当はみんなたんぱく質が不足しがちなかぼちゃ大好き民なのかもしれない。なんだよ、それならそうと早く言ってくれよ。

フォルムは野菜生活スムージーと同じ。330mlという内容量も一緒だ。
ということは、容器に移さずにそのまま飲むことを公式が推奨しているということ……？ 未だにスープを直で飲むことに異端らしさを感じてしまう小心者なのだけど、実はそんなことないのだろうか。ワクワクしてきたぞ！（？）

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さて、予習もたっぷり済んだことだし、早速買いに行くことにしよう。スイーツと違って飲み物はリピートもしやすいから、早めに味を確かめておくに越したことはない。発売から数日経過しているし、季節感バリバリだし、きっとあるだろう……。

ええ、なかったですよ？ ラテもスープも。

わかりやすいフラグ、そして早すぎる回収。面白みもなにもないが、当の私だって面白くない。昨晩から楽しみにしていたのに。今家にある他のスープたちと集合写真撮ろうと思っていたのに。

ドリンクコーナーを3回ほど端から端まで凝視した後、私は『ううん、今日は食パンを買いに来たからさ』と6切食パンを手に取り、レジへと向かったのだった……ってこの流れ、前もあったぞ。

ローソンの食パンも好きなんだけど、ね。