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今年読んだ本(3選)

私が今年読んだ宇山佳佑さんの本の中で
綺麗だな、、と思った文や読んだ感想を
紹介したいと思います



桜のような僕の恋人

  • 満開の花が心地よさそうに咲いている

  • 桜の木も全てが燃えるような赤に染められた

  • 幸福が溶けて甘い痛みが胸に広がる

  • 期待が湧き水のように溢れた


後半はとにかく涙が止まりませんでした。


なんて切ないんだろう、なんて儚いんだろう。


そんな思いで胸がいっぱいになりました。
それと同時に、"老いる"ということがどういう事
なのかを考えさせられました。

大切な人とのかけがえのない時間
叶えたかった夢
挑戦してみたいと思ったこと
食べたかったもの

全て後回しにしては後悔すると思いました。

"とにかく今を大切にする"


これに尽きる、、。


この本は美容師である美咲とその客である晴人との切ない恋愛小説です。


桜のように儚く散る2人の物語を
ぜひ覗いて見てください


この恋は世界でいちばん美しい雨

  • たわいのない話に花を咲かせた

  • 夕陽に煌めく海は万華鏡みたいだ

  • ある考えが雨のように頭上から降り注いだ

  • 透明な水に太陽の光を流し込んだみたい


またこれも切ない。涙無しには読めませんでした。

なぜ世界でいちばん美しい雨……なのか。



最後の最後で分かりました。


ああ、、。タイトル通りだ。
これは本当に綺麗で儚い雨だ。


読んだ人はみんな美しい雨のように
涙を流すと思います。



この本は幸せな生活を送っていた恋人同士の
雨宮誠と相棒日菜の2人が繰り広げる
不思議で切ない恋愛小説です

この本で2人は互いの命を奪い合います
なぜかと言うと、この本のキーワードである

"ライフシェアリング" がスタートするからです

その名の通り2人は人生を分け合うんです…

ど、どういうこと……?
なんでそうなっちゃったの……!?

そう思った方はぜひ手に取ってみてください。



今夜、ロマンス劇場で

  • 太陽のぬくもりが肌をつつんだ

  • 淡い緑の輝き→蛍の光

  • 緑の頼りない光が弧を描いて宙を漂いはじめた

  • 口元の筋肉が壊れてしまったみたいだ


宇山佳佑さんの本って自然と涙が零れるんですよね
(案の定こちらの本も泣きました)

この本はファンタジーな世界でサクサク読めました

映画監督を夢見る健司、そして

映画のスクリーンから出てきたモノクロの美雪

そう、誰もが1度は考えたことがある


画面の向こうから出てきてはくれないか、、、


という思いが現実になった話なんです

でもやっぱり、
映画の世界と現実の世界は大きく異なり、
2人はたくさんの試練を支え合って乗り越えます


この本を読んで考えさせられたのは


人の温もりはかけがえのないもの


ということです。

温もりが大切だなんて考えたこともなかった

そう思う人が大半だと思います。

誰かの近くに入れば温かさが伝わってきます


心地いいな
この人の温かさが好きだ
ずっと一緒にくっついていたい

そう思えるのって凄く素敵なことなんだな、と
この本を読んでしみじみと感じました

この本を読んで温もりを感じてみては
いかがでしょうか


宇山佳佑さんの本はどれも読みやすいので
ぜひ手に取って読んでみてください



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