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うれし涙はみんなの宝物

息子君のサッカーシリーズです。
この週末も5チームでの大会(総当たり戦)に参加してきました。

先に結果を書いちゃいますと、
チームでNo.1の実力者A君がこの日はお休みということもあり、全敗でした。

今回の対戦チームは全体的に少しレベルが高かったですね。
とはいえ、以前に書いたようなまるで相手になってないような内容ではなく、しっかりと戦っての実力負け、という感じでした。
つまりサッカーにはなってました。
時折、攻めれてましたしね。

で、この日の一番大きなトピックは、
4試合ある中、合計3点決めたチームメイトのことです。

この子はAチーム(レギュラー+α)とBチームのボーダーラインにいるような実力です。

でもいつも、凄く真面目にコツコツと頑張って練習に取り組んでいました。
そして、夏休みは自主練習を毎日していたとかの噂も聞いていました。
この日、その積み重ねた努力をしっかりと得点という結果に繋げました。

3年になってからは初めてのゴール。そして立て続けにその後も2ゴールを決める活躍。
試合を観ていても、明らかにこれまでと動きが違いました。
まだ、上手い、というレベルではないですが、これまでと比べるとレベルUPしていることが明確。

そしてゴールを決めて自信を深めたのか、その後どんどん積極的にボールを呼び込んだり、諦めずに追いかけたり、、、1人の少年が一気に成長する姿をこの日、目の当たりにすることが出来ました。

我が子ではないですが、やはり1年生から見続けていた子が成長する姿は感慨深いものです。

そしてこの日の大会のチーム順位は最下位でしたが、
各チームMVPを選出(コーチが)する形式です。

見事、満場一致でその子が選ばれていました!

その発表を聞いた瞬間、
その子は堪えきれずうれし涙をこぼしていました。

本人も努力してきた自負があるでしょうし、それが報われてこうしてコーチからも讃えられて、チームメイトからもお祝いされての・・・笑顔かつ泣き顔・・・。

もう保護者達、みんなもらい泣きを堪えるのに必死ですww

どこのチームよりも拍手喝采です。最下位だけどね。

良い瞬間に立ち会えました。

コーチ陣もすごく喜んでいましたから、やはりこういう地域のサッカーチームに携わっている醍醐味なんでしょうね。
強豪チームではなく、勝ちにこだわり過ぎていないチームにおける嬉しい瞬間でしょう。

ふとそのMVPが発表された瞬間、我が子を見ますと、
ちょっと不服そうにしていますwww

確かに朝の段階では、MVPを狙ってましたからねぇ・・・。
そして、この日は唯一、全試合フル出場をしておりました。
そこそこ活躍もしていました。

でもポジションが守りなんです。。。

いくつか失点にも絡んでおりましたし・・・厳しい言い方をすれば息子君がレベル上級のA君であれば勝てていた試合もあったでしょう。

それでもキャプテンとしてもチームを支えよく頑張っていました(親バカ目線含む)

その悔しいまなざしも善き善き。次に繋がるよ。
しかも、ちゃんとみんなと一緒に拍手もしていたしね。

そんな姿も見られてパパは大満足の一日でした。

それにしても“うれし涙”って良いですね。
この先、僕の人生で、あと1回でも起こるでしょうか。
(自分の努力が報われてのうれし涙の話ね。誰かの喜びから生まれるうれし涙ではなく。)

宝くじで1億円当たっても、喜びまくるけど、うれし涙は出てこない気がする・・・。

どんなことだったらうれし涙が出てくるのだろうか・・・。

自分の過去を思い返してみると、いつだったでしょうか・・・。

そうだ。社会人3年目くらいに、大きな案件を任されて、その案件の最後、締めくくりとしてのイベントが終わった後にうれし涙が出たことを思い出しました。

あの感情、他にはないかもですね。。。
記憶にある人は大切にして欲しいと思います。

うん、やっぱりうれし涙って尊くて、宝物ですね。

息子君のサッカー生活を通して、自分の瑞々しい記憶も蘇るという素晴らしい時間を過ごさせて貰っています。

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