わたあめ
踏んだり蹴ったりな目に遭ってます。
初めての貧乏旅行の思い出です
駄文
肉まんからあんまんに至るまで様々な物を雑にレビューしてます。
凡人のエッセイです
前回 https://note.com/zeikin3/n/nb052cebc2721?magazine_key=m9401dfec1ce3 ぼったくりワインを飲んで旅費の大半を失う失態をやらかし、放心状態で虚空を眺めていた。これからどうしようか。似顔絵を練習して路上で稼いでみようか。などと現実逃避していた。 実際、画材を買ってきてちょっと練習した。すぐに飽きた。 マレーシアに数日間滞在して気づいたことがある。 それは物価(主に食費)があまり安くないということだ。
君たちはどう生きるか。 そう問われても、「知るかよ」としか返せない。ワイは今を乗り越えるので精一杯な典型的な弱者男性で、将来に思いを馳せてる心のゆとりなんてまったくない。 宮崎駿のさ遺新作(まったく流行りそうにない表現)は、こんなワイにどんな心境の変化をもたらしてくれるのだろうか。 ふだん映画館に足を運ぶ習慣がないワイは、かつてないほどの期待を込めて『君たちはどう生きるか』の鑑賞に臨んだ。客入りはワイ含めて15人ほど。 15人……!? 初日の朝イチで鑑賞し、その日の
前回 https://note.com/zeikin3/n/n188653b43071 前回までのあらすじ マレーシアで人との交流に飢えたわたあめは、出会い系で知り合った中国人女性からデートに誘われ謎のエリア スリ・ペタリンへ向かうのだった。 タクシーで30分ほどかけてスリ・ペタリンに到着。 写真じゃわかりづらいが、「ここは中国ですか?」ってレベルの中国人街。 観光情報でよく紹介されているクアラルンプール北西部のチャイナタウンよりよほどチャイナしている。 クアラル
前回:https://note.com/zeikin3/n/n7d0034f68544 ※※※※今回は文字だけです※※※※ 英語が話せないけどなんか出会いが欲しい、とマッチングアプリに手を出したわたあめ。 すると数十人(!)とマッチングしてしまう奇跡が起きてしまった。 帰国までにマッチングした人物のおおよその内訳はこうだ。 マレー系…5% 中国系…50% タイ系…20% シンガポール系…5% 出会い系勧誘業者…15% オカマ…5% 中国人が圧倒的に多い。特にTAN
前回https://note.com/zeikin3/n/ne981403d74d8 気がつけば2023年になってしまった。 画像フォルダ漁るのがダルくて旅行記の更新をサボッてしまった。 過去の記事を見返してみると投げ銭を求めていたりして当時かなり切羽詰まっていたことがうかがえる。 何故そんなに困窮していたのか、たぶん次の次の記事くらいで明らかになる。 マレーシアの飯は意外と高価で、できるだけ安く抑えたいわたあめは、毎日食事に困っていた。安くて電子マネーが使える飯屋
前回:https://note.com/zeikin3/n/nfae57d305cf8 ま、まずい!!!!! 何も味がしない!!!!! 衣がカリカリでジューシーなのはいいが味がしない! ただケチャップはめちゃくちゃうまい!! このケンタッキーはいくらなんでも残念過ぎる。もしかして店員が調理をミスったのか? どのように調理してんのかわからんけど、工場から来た冷凍チキンを揚げるだけじゃないのか?店舗で味の仕込みとかやってんの? まさかケンタッキーで不味いという感想を抱くこ
前回はこちらhttps://note.com/zeikin3/n/nf1890e6f4b15 クアラルンプール2日目の宿は街の中心部、ブキットビンタンの辺りにとっている。 ブキットビンタンへ向かう前に、もうちょいチャイナタウン周辺を散策。 土産物屋が集まるセントラルマーケット。 Tシャツが10RM(320円)からありめちゃんこ安い。財布や雑貨小物、貴金属もお手頃価格ではないか。 残念ながら電子マネーやカードは使えないのでウインドウショッピングで済ませた。財布とか欲し
前回はこちらhttps://note.com/zeikin3/n/n5720d5a1d9a3 朝。近所を散策してみる。 チャイナタウンではぼちぼち屋台の営業が始まっていた。 屋台から「うちで食ってけよわたあめ!」と声をかけられるも、現金がないから不可能だ。早く金を手に入れてこういう汚い屋台で飯を食いたい。 セブンイレブンのATMで金をおろそうとするもまた失敗。 何が原因かわからん。 とりあえず飲み物と食い物が欲しい。なけかしの現金で買い物にチャレンジ。 500ミリリッ
前回はこちらhttps://note.com/zeikin3/n/nc9b47f66ef19 早朝4時に起床し、成田空港へ向かった。 前日の雨で衣服と靴がびしょ濡れになってしまったので、肌着と海パンとサンダルというヤバい出で立ち。 電車で1時間半、その後は7時間半かけてシンガポールへ渡り、そこから更に1時間かけてマレーシアに到着する予定。 今日は移動だけで1日が終わりそうだ。マレーシアに着いたら金を引き出して、宿でカップ麺でも食って寝よう。 海外に来てまでカップ麺か
東南アジアの物価はもう安くない。 むしろ、日本が安い国になってしまった。 度々、ネットでそんな話題を目にするようになった。 物価上昇に加えて日銀が為替に介入するほどの円安。更に燃油サーチャージ高騰。 東南アジア旅行が激安というのはもう幻想となりつつある。 貧乏人でも気軽に海外旅行できる今の世はどんどん遠くなる。手が届かなくなる前に遊びに行かねば。今ならまだ間に合う。 わたあめは東南アジアに発つ決意をした。 目的地はマレーシア。前回はタイに行ったので今度はその隣のマレ
トライリンガルババアから解放された私は、再び女を探し始めた。 できれば若くて、安く遊べる人がいい。そんな都合の良い人がいるわけないが。 再びロータリー付近に出ると、中国人っぽい若者が、自ら娼婦に絡んでいくのを見た。 成り行きを見守っていると、娼婦はこちらに気づき、若者を突き放して近寄ってきた。 巨乳で、スタイルは良いが顔面が崩壊している。 巨乳「あんたなら幾らで買ってくれる?あいつは600つってた」 私「お金なくてさ、300が限界かな」 巨乳「あんたなら良いよ。行こ
ジャイアン母に始まり、歌丸、浜ちゃんといった娼婦と話をしてるうちに、女を買いたいという欲求がわいてきた。 日本でも夜の店すら入ったことのない自分が、店に属せないなんらかの理由を持つ危険な彼女らを買春する気を起こすなんて、今でも信じられない。 ロータリー周辺で、何人かの娼婦に絡まれた。みんな容姿レベルは比較的マトモだが、ややぽっちゃりしていて好みではない。 値段も言い値が1000バーツ(3600円)と高め。 裏路地に入ると、熟女とババアの二人組が私を呼び止めた。 ババア
アユタヤから帰ってきた私は、ヤワラートへ直行した。 フワランポーン駅のすぐ近くは、先日カオスを体験したチャイナタウン、ヤワラート。 昼はおばあちゃん娼婦がたくさんいたが、夜は果たして?肝試し感覚で訪れてみた。そして、この旅で最もディープな夜が始まる。 (画像は昼に撮影したもの) ネットでは、すでにこの辺りには娼婦はいないという情報もあった。若い娼婦がいないという意味かもしれない。 娼婦が集まるのは、ラーマ4世通り(青線)から7月22日ロータリーの間のエリア。 一帯は元
アユタヤ駅に降り立つと、すぐに客引きのおっさんたちが群がってきてトゥクトゥク(トラック型のタクシー的なやつ)チャーターの勧誘に迫られた。 日本語表記での料金表を提示される。3時間で600バーツ(2160円)くらいだったと思う。 2000円程度で3時間も貸し切れるのだから、日本人の感覚だと十分安い。 だが旅行も後半戦になりお財布の中身が厳しくなっていた私は、節約のために自転車で遺跡巡りをするつもりでいた。 そのことを伝えるとおっさんどもは「わかってないね、兄弟」と、アユタ
朝7時、爆発音のような音で目を覚ます。 何が起きたのかわからなかった。爆発音は、よく聞くと小学校の放送だった。 窓から外を見ると、大勢のチビッ子たちが校舎へ吸い込まれていく。爆音放送は長時間流れていた。 あの爆音の中でどうやって授業が行われているのだろうか。はじめは運動会でもやってるのかと思ったが、そういう訳でもないようだ。 ゲストハウスの壁が薄いというのもあるだろうが、たとえ防音仕様だったとしても小学校から流れてくる放送を遮断できるとは思えない。 昼まで寝ているつ
最後の宿を目指し、スクンビット駅に降り立った。 バンコク最大の日本人街、スクンビットエリア。 日本人向けのレストランやショップがたくさんあり、物価も日本並のリトル・ジャパン。 夜のマックスバリュを訪れれば半額シールがついたパック寿司が買えたりと、日本と同じような生活を送ることができる。 会社の陰謀によって好きでもないタイに飛ばされた社畜にとっては住みやすい街だが、旅行者からすればどうだろうか。 政府によってスクンビット名物の屋台たちは一掃され、景観はよくなったが、街