見出し画像

【保護者の方へ】お子様の全てをサポートしないでください。

みなさん、こんにちは!
善導塾ヤマト 塾長の健留(タケル)です。


みなさんは、お子様が行うことを
どの程度サポートしておられるでしょうか?

基本的に子どもに任せ、大事な判断の時はサポートする。という親御様もいらっしゃれば、
どんな時も見守り、少しでも困っていればすぐに手助けしたり、代わりに物事を行ったりする親御様もいらっしゃることでしょう。


塾講師である僕はもちろん色んな子どもだけでなく
保護者の方にも出逢っているわけですが、

その中には一定数、何でもかんでも介入する親御様がおられます。

もちろん何か事情がある場合は別です。
手足が不自由で、パソコンの操作や、教科書の開閉などが上手くできないお子様や、話したり聞いたりすることが不自由なお子様の場合は、授業中も横でサポートしていただいても構いませんし、オンラインである以上こちらとしては助かります。


しかし、特段理由もなく
オンライン授業中も横にいて、
ちょっとでもパソコン操作に手間取ったら、すぐ横から手を出したり、
僕が「今学校で習ってるところの教科書見せて~」と言うと、横から「はい、教科書開いて!今習ってるのどこ?」などとすぐに口を出す。

僕からすれば過干渉な親御様は想像以上にいらっしゃるものです。


でも本当にお願いします。
過度なサポートは今すぐ辞めてください。

悪い言い方ですが、僕にとっては邪魔です。

授業を行うことにおいて、だけでなく、
お子様の独り立ち、
自己肯定感の向上、
自己効力感の向上、
全てにおいて過干渉は邪魔でしかありません。


親にとっては、自分の子どもが困っていたら助けたい。
代わりにやってあげたい。

子どもが手間取っていたら、時間がかかるし、誰かに迷惑がかかるかもしれないから、自分が代わりに進めよう。

そんな思いがあるのかもしれない。

しかし、それが続くと、子どもはほんの些細な壁すら乗り越えられなくなる。
すぐ親に頼り、自分の力で物事を達成する経験ができないまま独り立ちすべき年齢になっていく。

自分の力で何も成し遂げられない人が、
高い自己肯定感をもつことはできない。
自信をもつこともできない。


あなたは、お子様にそのような大人になってほしいだろうか?

それとも独り立ちし、自分の力で自分の夢を叶える大人になってほしいだろうか?

もし答えが後者であるのなら、
お願いだから、過度な手助けや、過度な心配は今すぐ手放していってほしい。

一気にでなくていい。

一気に手放すことは親御様にとっても難しいでしょうし、
お子様にとっても「最近いきなり冷たくなった」と感じるでしょう。

少しずつでもいいから、
お子様が自分の力で物事をやり切る姿を見届けられる保護者になっていただきたい。

よろしくお願いいたします。
心よりお願い申し上げます

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?