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60秒と物価。

今日のインスタントラーメンはセブンイレブンの「1分湯戻し大盛りソース焼そば」

最近、セブンイレブンは他社のOEM品だけでなくオリジナルめんを出してきてて興味深いですね。

とはいえ完全自社単独で即席めん開発してる訳ではなくて、本品は東洋水産との共同開発ですな。

共同水産というとマルちゃんですね。マルちゃんのwebサイトをみるとカップ焼きそばは地域限定含め30品目ありますが「1分湯戻し」というのは見当たらないので新規開発ではあるようです。

参考:マルちゃん商品ぺージ

という訳で本品は「1分湯戻し」がセールスポイント。1分のカップ麺はこれまでもありましたが、焼そばで1分はあったかな?1分1秒が貴重な朝にはこれはアドバンテージになるかも。朝からカップ焼きそば食うヤツもそうそういないような気もしますが。

セブンイレブンの公式サイトを見ると、「マルちゃん焼そば3人前」のテイストを再現しつつ、1分湯戻しにしたとのこと。

参考:セブンイレブン商品ページ

さてパッケージを開けてみると、内容物はかやく、ソース&ふりかけなどはよくある布陣ですが、普通のカップ焼きそばでは見かけない「特製油」。

とりあえずかやく投入。かやくは普通にキャベツですかね。大盛りサイズにはちょっと少ない?麺はやや細麺風にみえますな。

そんな訳でお湯入れて1分。お湯切りして特製油とソースをかけて混ぜようとしたら…麺がほぐれにくい。

特製油はどうやら味付け的のタレ的な油ではなく、コンビニの冷たい麺類によくある「ほぐし水」的な役割みたいですな。1分湯戻しにしたぶん、ほぐしにくくなったのをサポートするみたいな感じですかね。

お味の方はオーソドックスなソース焼そば。最近はやりの甘辛とか旨辛とかではない定番の味ですね。ふりかけも青のりと紅ショウガチップと定番。ただ、油でほぐすぶん、他の湯戻し焼そばよりも脂っこさはありますな。自分はよく袋麺の焼そばの仕上げにサラダ油を入れて軽く炒めるのですが、あれに近い感じです。

本品、「1分湯戻し」がセールスポイントだと思うのですが、ぶっちゃけ「1分にする意義とは」と感じました。

麺はやや硬いものの個人的には好きな触感ですし、ソースもオーソドックスなのは悪くはないのですけども、あまり「1分にして油を足す」というのにメリットは感じないかな、みたいな。

即席めんというとトッピングや味変がお楽しみのひとつですが、湯戻し時間は1分なので、普段の「3分待ってる間にレンチン目玉焼き作って軽くソーセージ炒める」の動きでは時間足りなくなるので先に用意しておかんとダメですな。

カップ焼きそばに玉子とソーセージは基本(俺基準)。

総評としては「オーソドックスな味なのはいいけれどオーソドックスなら他のでもいいじゃない」って感じ。美味しいのですけれど、1分湯戻しはさほど魅力にはならんかなーって。

しかしお値段。大盛り系のカップ焼きそばが200円を超えるようになってきた昨今の「給料上がらんのに物価が上がる鬼のスタグフ時代」に税込み149円(2019年6月現在)は、1分湯戻しなんかより、自分みたいな平民には大きなアドバンテージがあるかな、と思います。味自体は普通にいいからね。これは経済的側面からもリピありの逸品です。

そんな訳で今日はこのあたりで。ごちそうさまでしたー。

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