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お召し上がり前に入れる小袋とニュートラルギアの話

定番の昔ながらの袋麺もよいけれど、期間限定っぽいカップ麺もコンビニで見かけるとワクワクしてついつい買い物かごに入れてしまうものでございます。

そんな次第で今日のインスタントラーメンは「サッポロ一番創味シャンタン 海鮮塩味 刀削風麺」。なんでこう、限定カップ麺は定番袋麺に比べると、どれもこれも商品名が長いのねん。歴史が短いぶん名前だけでも長くするのか(上手い事批判めいた事をいった風)

創味シャンタンというとアレですね。うん、中華ダシのアレのアレ。自分はアレ派なんですが。

本品につきましてはもう既に各所で良レポートが上がっておりますし、このnoteマガジンも即席めんのレビューというよりは日々の即席めんライフに纏わるあれやこれやの徒然話を、その日頂いた即席めんに添えてお送りするコンセプトなので(なのですよ)商品レポ的な話は本記事では控えめにして、そういう情報をお求めの方にはこちらのブログが良い記事を書かれておられるのでお勧めです。

本日の一杯:「創味シャンタン 海鮮塩味 刀削風麺」サッポロ一番×創味食品!!創味シャンタン使用カップ麺

味のレビューのみならず成分などのデータも細かくて、よいブログです。ぜひご一読を。いや俺のnote読んでからな?

ということで、本noteとしてはこの話でもしましょうかね。カップ麺の蓋にくっついてる「別途加える調味料」

本品でもトロミのあるタレ的な調味料が付属しておりますが、こういうの、お湯を入れたあと「蓋の上で温めてください」「蓋から取り外してください」と商品によってまちまちで、温めるべきを温めなかったりすると、なんか負けた気がしませんか。

そもそもお湯入れて待つだけで簡単に頂けるはずのカップ麺に、蓋の上で温めろだの温めるなだのという手間を強いるというのはカップ麺哲学に反する設計ではあるまいか。メーカーはそこんところよく考えねばならぬのでは。

そういうことを言い出すとペヤングの別小袋のキャベツなんかも「なんで別メーカーみたく予め開けて入れてないねん。それ結構入れ忘れるねん」て感じなのですが、ああいうのはああいうので、何か、メーカーとして譲れない製造のこだわりとかがあるのでしょうか。

話はぶっとびますが自分はオートバイが好きです。なかでもカワサキというメーカーが好きなのですが、そのカワサキのバイクには昔から「ニュートラルギアからは1速にしか入らない機構」があります。

この機構、「エンジンの回転あげて2速発進がデフォ」の古いバイク乗りからの不評が聞こえてくる事は昔からあって、またその機構のせいでカワサキ車のシフトフィールは少々悪く感じる、なんて批判もあったのですが(俺の周囲で)、その機構を守り続けているのは「メーカーとしては絶対に譲れない設計哲学のひとつ」であると、カワサキ関係者を名乗る人が2ちゃんねるで語っていて「そういうこともあるのか」と得心したことがあります。

2ちゃんねるの匿名ソースかよ。

そんなどうでもいい事考えてたら3分などアッと言う間でカップ麺が出来上がり。せっかくなので軽く味のレポートもしておきますかね。

先のブログにもありましたしたがお湯を吸うと思いのほかの具沢山。カニカマ?風の具は色見要員の賑やかしですがキャベツたっぷりなのは嬉しい。インスタントラーメンにキャベツは合うよねえ。

スープは先日の焼そば同様に、しっかりシャンタン効かせてはいるもののシャンタンの味だけが前にくる感じではなくバランスの取れた効かせ方といった体。

味をざっくり何かに例えると、シーフード系ですな。あれ系は牛乳を使うアレンジが美味しいので本品もイケるかもです。

麺に関しては、「カップ麺にその再現性を求めるのも酷な話だが、これを刀削麺と言うのはいろいろナニだろ」といった所感ではありますが「それを目指した」というのはなんとなく伝わってくる感じ。

コシというかやや硬めの平麺は刀削麺というお題目ぬきにしてもうどん系の別製品で流用してもいいんじゃね?みたいに思いました。悪くないです。

と、いう事で今日はこのあたりにて。ごちそうさんでしたー。

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