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HSPさんが上司に叱られた時の対処法

こんにちわ、HSPさんは周りからの刺激に敏感で、少しでも辛いことがあると何日もそのことを思い出して悩んでしまう。
仕事でミスをして、上司に呼ばれて注意をされる。部下の立場でこれほど辛い時間はありませんよね。学校で先生に怒られたことがある人なら、こんな状況の時に頭の中では「(早く終わってくれ)」と願っていたんじゃないでしょうか。
上司という逆らえない存在を相手にするのは怖いです。逆らったらクビにされるかも、パラハラで仕事を増やされないかと不安になります。しかし、少し時間を置いてから改めて振り替えると、自分の責任感の足りなさや、周りとのコミュニケーション不足が原因だったと思えるようにもなります。

私は現在、工場で働いていますが、6月後半から30度を越える暑さになってきたことが原因で、仕事への集中力と注意力が散漫になってしまっていました。私だけでなく全体的にミスが増え始めています。
つい昨日、上司に呼ばれてミスを指摘されました。それは私がまだ教わっていなかった作業だったのですが、「分からないことはちゃんと聞いて」というのが上司の主張です。しかし私にとっては「分かっていないことを分かっていなかった」と言いたいのが本音でした。工場というのもあって、大人数が働いています。単純作業の繰り返しばかりですが、覚えることが多く、さらに仕事を教える上司によって作業の仕方も少しずつ違うのがややこしい。
一人のミスが全体のミスに繋がる、人が多いほど情報が隅々までちゃんと行き渡るのは難しいものですね。

仕事も人生も、一切皆苦(苦しみがデフォルト)。しかし諸行無常(全ては移り変わっていく)。帰りの電車でそんな風に考えていました。仕事ですから、給料を貰うに値する働きをしなければいけません。でも、やりたくないことはお金が貰えてもやりたくないものです。それを我慢しすぎると人はうつ病になります。嫌なことは嫌。
でも、社会ではわがままが言えない。
共感できる部分もあるのではないでしょうか?

上司の立場で考える

上司から注意をされて、自分が悪いと分かっても何だか釈然としない。仕事が終わってから同僚に愚痴ったり、やけ酒を飲んだり。でも、それでは全く解決になりませんし、同じミスを繰り返すかもしれません。
そうではなく、少し時間を置いてから上司の立場で考え直してみる。パラハラに怯えているのは部下だけでなく、上司も同じです。日本はどこも人手不足、一人でも働き手が欲しい時代。今の上司が若い頃は現代のパラハラセクハラなんて日常茶飯事だったと言う人もいます。生きてきた時代がそもそも違う、それが私の悩みの原因だと考えます。

では、私の上司について。
私の上司は40~50代くらいのおじさんで、ギョロ目とハスキーな声が特徴。明るくてよく喋る人です。HSPにとって、おじさんという生き物はタバコ臭かったり、デリカシーが無かったりで苦手な存在だったりします。この上司も、清潔感があるタイプではありません(失礼)。
しかし、私がよく使う考え方、「可哀想な人」理論で言えば、ギョロ目は怖がられやすいし、ハスキーボイスは聞いていると頭が痛くなることもあります(ハスキーボイスが好きな人も一定数います)。
そんな特徴を持った人ですから、普段からあまり周りに好かれないことも多く、息子や娘にも嫌われていたりする可能性は高いです。きっと、私に注意していた時も内心では「(この子も私のことが嫌いなんだろうな...)」と思っていたかもしれません。

上司にも色んな人がいる

私の仕事場の上司の悪い特徴をざっと並べてみます。

・優しいけどデリカシーが無い上司
・顔が怖いけど声は小さい上司
・嫌みで部下に八つ当たりする上司
・親切だけど仕事が下手な上司
・おしゃべりで下品な上司
・暗くて人当たりが強い上司
・全然働かない上司

上司にも様々な人がいますが、中でも自分と親子ほど年の離れた上司との会話は苦労します。上司にミスを指摘され、不快な思いをしたそんな時は、「分からないことを教えてくれてありがとう」「私なんかの為に忙しい中すみません」。
仏教では「縁を大切にしながら生きよ」と教えられています。どんな人との関わりにも意味がある。私の上司は私にとって、上下関係の難しさや、時には渇を入れられる必要性を教えてくれました。

頭を真っ白に、どんな嫌な上司だって自分よりたくさん仕事をしてきた尊敬できる存在です。教えて欲しいと部下に頼まれたなら、それを怒る上司はいませんし、素直な人ほど覚えるのも早いのです。
ブラックだ、パラハラだと強く感じるのなら、転職先を探してもいい。しかし、続けていれば仕事はどんどん上手くなります。そして上司には誉められ、部下には慕われるようになります。嫌な仕事も、楽しくない仕事も、続けていくことで必ず変わっていきます。全ては諸行無常。現在の悩みは近いうちに必ず無くなり、心はさらに強くなっています。

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