直野あずさ/whistling&days

家族は夫、こども4人、小鳥。 主婦+α。

直野あずさ/whistling&days

家族は夫、こども4人、小鳥。 主婦+α。

最近の記事

TOKYO

トーキョーは、「ん〜こうやって歩いてると、あんまし福岡とかわんないな〜」ってことと、「トーキョーといってもこんなに自然がきれいなところがあるんだなぁ」「街の中なのに、こんなにかわいい花が咲いてる!」ってこと、「どっひゃー!こんなとこに住むっていくら稼いどるねん!」ってこと、「どっひゃー!こんな服誰が着るねん!」ってこと、「こ、この建物は、同じ白米を食べる民族が考えるんか?!どんなおかずを食べたらこんな建物が思いつくんや!?それともパンの国のひとか?!麺の国の人か?!イモの国の

    • わたしはいま、雲の上にいる。

      わたしはいま、雲の上にいる。 雲の上にいるから、空には雲一つない。 上から見る雲は、ぼこぼこしていたり、ファサファサしていたり、ファッサーっとしていたり、もりもりしていたり、ごりごりしていたりする。 気象のなんたらを全くわからないわたしにはこの雲たちが下の世界におとす天気がどうなってるのかわからないけれど、地球ってすごいなぁなんて幼児並みの感想しかもてないけど、そんなこんなで空の旅を満喫している。 実はいま、10年ぶりに、ひとりで東京にむかっている。 夫に子どもたちを任せ

      • 言葉が翼をくれる

        さきほど、たらればさんという方のTwitterでの投稿をシェアさせていただいた。 なんとも背中に翼が生えたような感覚になった。 たらればさんの言葉のおかげで、かれこれ25年ちかくも自分をがんじがらめにしていた鎖が外れた気がした。 とてつもなく、自由になった気がした。 わたしは口だけいっちょ前で、行動が伴わない人が嫌いだ。 それは、自分にそういう部分があるからだ。 高校生のころ、偏差値なんて50やそこらしかないのに、わたしは「上智大学にいく!」と公言していた。 響きが素敵じゃ

          whistling&daysという屋号

          家にいても、2歳の息子が放っておいてはくれないし、廊下にぽちぽちと落ちている小鳥の糞が気になって糞跡を追いかけるように掃除を始めてしまうし、破れた障子が気になって、あの障子を張り替えるが早いか、障子を外して布にかえるか、ブラインドにするか、ブラインドにするなら木製か紙製か、もうそんなことばかり考えて気が散る。 しかも今日はおむつを洗濯機で回してしまったし、これを2週間前にさかのぼると、実はおむつを洗濯機に回したのは2回目、さらに新しくしたばかりのほぼ日手帳まで洗濯機で洗って

          whistling&daysという屋号

          書くことは

          20代の、仕事も恋愛も自分の夢も目標も、なにもかもが「不安ばっかり」だったときに、mixiとかブログとか書いていた時期もあった。 結婚もして、こどもも産まれて、女として「憧れていたこと」の一部を獲得していたわけだけど、正直に言って、安心感や満足感にひたった記憶がない。 大好きな人と結婚をして、こどもを授かり、夫も出世して(ギター弾いたり砂浜で寝転がって日焼けしたあとに時給の仕事に向かっていた人が、フルタイム勤務どころか部下がいる立場になったんだから、すごい出世です)、その

          2020年ー不惑の旅へ

          2020年の新春ムードがただよう年始に、私自身も40歳になった。 40歳。特別な響きだ。 ずっと先のようにも思っていたし、いつも憧れていたような気もする。 他人事のように思えていた40歳をむかえて、今の自分の感覚を表現すると、自分の出したホルモンで母体に陣痛を起こし、狭くて暗い産道を体をひねりながらくだり、明らかに大変なことが待ち受けている母体の外に自らの意志で出ようとして、出た。 そんな感覚だ。 母体のなかはわたしには暗くて、きゅうくつだったから、外に出たいなと思

          2020年ー不惑の旅へ