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慧眼の視点/その10

2017年に日露首脳会談が行われた際、プーチン大統領から安倍首相に「村正」が贈呈されました。戦後GHQを通して海外に流出していた日本刀だったそうですが、「主君が活躍した家臣に褒美で刀を与えたのと同じ感覚なのでは?」と言う意見があって、なるほどな~と思いました。

田中角栄が訪中した時に周恩来からこんな色紙を貰って喜んだエピソードがあります。「言、必ず信あり。行えば必ず果たす」「硜硜然として小人なるかな」
前半は立派な事を書いてありますが、後半は「貴方は道に転がっている石ころみたいな小者だよ」と言う意味です。

結局の所大陸の首脳達は日本を常に見下している訳ですが、中国もロシアも粛清と権力闘争ばかりやった挙げ句、欧米と揉めて窮地に陥っています。

徳川家に災いを招いたと言われる妖刀「村正」。刀に触れた首脳二人に厄災が降りかかったのは、ちょっと考えさせられますね。



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