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映画感想『アクアマン/失われた王国』

原題「AQUAMAN AND THE LOST KINGDOM」

◆あらすじ◆
はるか昔、南極の氷河の奥深くに封印された「失われた王国」。そこには、世界を滅亡させるほどの力を持つ伝説の古代兵器ブラック・トライデントがあった。ある日、アクアマンへの復讐を誓うブラックマンタがブラック・トライデントを見つけ出し、邪悪な力が解き放たれてしまう。5億もの海の生物を操ることのできる海底アトランティスの王アクアマンは、かつてない脅威から海と地上の世界を守るため、仲間たちとともに立ち上がるが……。


海洋汚染の見せ方に胸が痛くなった前作、そして今作は止まらない地球温暖化がテーマ。
やはり人間が招いた愚かな事実は人類が手を携えて解決しなければならないという強いメッセージ性を感じた。

戦争なんてしてる場合じゃないんだけどね。
武器で殺し合わなくてもこのまま放っておけばいずれ地球(上の生物)は滅亡するかもしれないから限りあるどんな命も大切にした方がイイに決まってる・・・そんな事を思わせる内容だった。

次世代に引き継ぐべきものが遺せるのか?

パパっぷりが可愛い!


今回はこじれた兄弟の関係修復と言うストーリーがメインだが前作で登場したヴィラン“ブラックマンタ”が再登場後更にパワーアップしちゃう面倒くさいキャラになるんだよね。

でも気に入ったのはコイツが最後まで自分の信念を貫いたってトコだね。あそこでアーサーの手を取ったら正直ちょっとがっかりだったかもなと思った。まぁ、自分の器の大きさも解った事だしね。「俺は改心なんてしねぇんだよ!」と言いたげに散っていくのもまた美学!ww


で、兄弟関係の方だが・・・

案外あっさり感あったかな?
オームが幽閉されてる所にアーサーがガシガシ侵入してって脱獄させるんだが逞しかったかつての王の姿は見る影も無くヒョロって薄汚い如何にも囚人と言う風情だったのが水を得た瞬間に一瞬で昔の姿にへんし~んされた用でビックリだったわ。

尚且つ御髪まで整えられて「えっ?いつの間に切った?切ってるよね?」ってなったわ。

でも、そんな事より兄弟が不本意ながらも協力し合って亊を成し遂げて行く過程はかなり見応えもあって特にアナログな戦い方が目立った所が良かったな。
【知恵】って言うテーマも感じられた。

【知恵と想像力】は大事だよなって改めて思うよね。

映像は相変わらず見事で超高速で泳ぐシーンとかめっちゃカッコ良かったしとにかくすっごく泳げるの憧れるわぁ₊*̥(∗︎*⁰͈∀⁰͈)‧˚ゎ‹ゎ‹♡
髪の毛の水中感とかやっぱ感動するわ。
でまたまた美しく描かれるアトランティス!
色彩の豊富さは地上より豊かに見える。
これは実際の海中生物を見れば明らかに地上とはまた違うって解るから地上に居る者からしたら楽しくて仕方ない。

だからより一層ジェイソン・モモアのテーマソング『BORN TO BE WILD』流れる度にノリノリになっちゃう♪

まっ、ツッコミ所は多々あれどブロマンスと言えばそうなんで今作も良しとする。

アトランティス行ってみたいわぁ( ✧Д✧)



余談・・・『エクスペンダブルズ4』のドルフ・ラングレンのヅラ問題は『アクアマン2』のキャラ設定(ネレウス王)に繋がってたのか?
前作でまさかの海底での登場に驚いたが今作でもちょっと慣れずに(忘れてたのもあり)驚いちゃったのは隠さず記しておく。

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