嫌われる勇気・ゼロ①

嫌われる勇気:岸見一郎.古賀史健
ゼロ~何もない自分に小さな①を足していく~:堀江貴文

僕は、数年前この2つの本に出会い救われた。

僕は一時期、休職していた事がある。
仕事や人間関係に悩み精神的に追い込まれていた。

有り難い事に当時は本当に仕事が大変忙しかった。毎日毎日残業し、休みもなし。それが2.3ヶ月くらい続き…大きな声じゃ言えないが、酷い部署じゃ残業100h超える部署もあった。

普段はそんな事ないが、この時ばかりはブラック企業と言われても仕方ないくらいだった。笑

そしてこのクッソ急いがしい最中、運が良いのか悪いのか僕はケガをしてしまう。

天井クレーンを操作していた時、自分から見えない所でフックが製品に引っかかって、製品を自分の足へと倒してしまった。

右足指端末骨折。
幸い、大事にはならなかったがこの出来事をきっかけに僕の心が少しずつ荒んでいった。

仕事が忙しいのに、怪我をして迷惑をかけてしまった自分を責める。

それと同時に「なんでここまでして頑張らなあかんのや」と言う気持ちも芽生え始めた。

当時、僕の状況は部下が10人前後いた。
それも自分よりキャリアもあり、年齢もほとんど自分よりも上だ。

立場的に言えば、僕がこの会社に入社してから数年後で殆どごぼう抜きしてしまっていた状態だ。

1番若くて年齢も低い自分が、ここまで頑張り、皆んなを引っ張ってきた。

部下は歳上なのでやはり気は使い、だけど仕事として厳しい事も言わなければいけない。
いい事ばかりではなく、辛い事の方が多い。
自分でも気付かない内に神経をすり減らしていたのかなとも思う。

大事な時期に怪我をしてしまった自分への情けなさと、今までの複雑な周りとの人間関係も相まって、ケガをしてから数日経ったある日から僕は泣きながら仕事をする様になった。
そして更に数日後、僕は無断で会社を休んだ。
その日から約2カ月間、僕は会社を行かなくなった。

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