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「ツーリズム×NFT フォーラム 2024 冬季」が開催されました

1月24日(水)、一般社団法人日本NFTツーリズム協会による「ツーリズム×NFT フォーラム 2024 冬季」がオンラインで開催されました。

2023年8月の第1回に続き、2回目の開催となります。

▼第1回の内容はこちら

今回のフォーラムで、0x Consulting Groupはイベントパートナーを務め、当日は、登壇企業のご紹介に併せて、弊社からLGG Research伊藤がMCを務めさせていただきました。

開催の背景

ツーリズム業界におけるNFTの活用は、まだ限定的かつ黎明期にありますが、その技術や特性から

  • 世界中からの観光プロジェクトへの支援の獲得

  • 一見旅行者のリピーター化、関係人口化

  • NFT起点での誘客・周遊促進

  • 観光資源・文化のデジタル保存

など、多くの場面で活用と展開が期待されています。

課題とされている、法規制、ユーザー体験、決済面などの事業環境は改善が進んでおり、年々事業者が参入しやすい状況になってきています。

日本NFTツーリズム協会は、「大阪・関西万博」がNFTの社会的普及に向けたターニングポイントとなると想定し、“万博後” に向けて今から準備することが大切になることから、

将来の業界のベンチマークとなるような具体的な事例を通して、「NFTの可能性」を共有することで、参加者の皆さまに次のアクションへ繋げていただくことを目的としています。

開催概要

日時:2024年1月24日(水)14:00~16:30
形式:オンライン
参加費:無料
定員:300名
主催:一般社団法人日本NFTツーリズム協会
参加者:
鉄道会社、旅行会社、通信会社、シンクタンク、国連機関、自治体、メーカー、テレビ局、出版社、教育機関、法律事務所等

登壇企業と各プロジェクトの概要

14:10~14:30
海外メディアからも注目を集める「世界最高の日本酒づくりとNFT」
株式会社Torches代表取締役・クリエイティブディレクター 柴 茜氏

NFTと紐づけたラグジュアリー日本酒『飛騰ASCENDING&燈火ILLUMINATING』
NFTとして取り組んだ結果、Coinbase×Future studios番組制作チームが注目、現地長野に来日取材を受けるだけではなく、マカオの5つ星レストランにも採用される日本酒ブランドへ。あらゆる商品にも転用可能な事例。

14:30~14:50
「離島ビール工房とNFTコミュニティによる地域活性化」
株式会社ラフィングキューブ代表/カバードピープル・マネージャー 松田 裕之氏

鹿児島県薩摩川内市にある離島、甑島(こしきしま)にビール工房を建設するNFTプロジェクト。ビール工房の建物の一部にちなんだNFTを販売し、NFT保有者は、新たな離島産業になり得るビール工房の建設から運用までを楽しめる。NFT保有者同士による交流も期待できるだけではなく、NFT保有者自身が当事者意識を持つ運営でコミュニティが拡大中。

14:50~15:10
世界遺産「金峯山寺」での伝統行事とWeb3フィジタル「護摩祈祷とNFT」
株式会社PBADAO代表取締役 堀井 紳吾氏

世界的に活躍する日本を代表する書道家・紫舟による祈祷イベントにて、宗教イベントとテクノロジーがコラボする形でICチップとウォレットが付帯された木札を限定NFTとして販売。NFT購入者には、祈祷いただいた木札を後日お届け。当日は奈良県の現地に約300名、世界同時中継にて2,000名以上が参加するグローバルイベントとして開催。

15:20~15:40
「空き家資源開発×DAO」
株式会社RECIKA CEO クリス・ダイ氏

「ANGO」は日本各地に眠る遊休資産(空き家840万戸)をテクノロジーと融合させ、「新しい別荘のカタチ」を創ることを目指している。またトークンによるファンコミュニティ形成により、同じ価値観を持つ人の集まりから、その地へのヒトの流動性を高めていき「地域生活者との共生」を実現、ANGO DAOで日本中の地域活性化を実現していく。

15:40~16:00
「NFTによって伝統工芸の新たな形を創造」
株式会社J&J事業創造 開発本部部長 荒川 淳一氏

伝統工芸産業の収益性を高め、伝統工芸の継承・発展を図る「Bank of Craft」。伝統工芸品と新たな付加価値の提供が難しい中で、現代のデジタルテクノロジーやクリエイターの感性などを融合して伝統工芸の価値を再構築し、伝わり切らないストーリーも含めてブランディングと仕組みを強化。併せて、海外への認知拡大も強化しながら伝統工芸産業への新たな収益機会の創出と伝統工芸の継承・発展を図る。

16:00~16:20
国連会議で発表された「持続可能な社会をつくるWeb3プロジェクト」
Digital Entertainment Asset Pte. Ltd. Founder & Co-CEO 山田 耕三氏

2018年からWeb3エンターテインメント / GameFi事業を展開するDEA社。
「Play to Earn」として世界初の取り組みであるNFTプラットフォーム「PlayMining」を3年以上運営し続けている。国連でも取り上げられた、東京電力と共同開発中の「電柱ゲーム」を始め、さまざまな社会課題をゲーミフィケーションによって解決する取り組みを行なっている。


「Tourism×NFT AWARD FY2023」の開催が決定!

ツーリズム産業に関連するNFTプロジェクトにおいて、“顕著な結果を残した” または “新しい可能性を広く業界に示した” 優良なNFTプロジェクトの表彰を通じ、業界全体でのNFTまたWeb3の普及、リテラシーの向上、 成功プロジェクトの創出促進に繋げることを目的に、今回のAWARDが開催されます。

AWARDの実施によるNFTの可能性に関する情報発信や事業者への奨励などを通じて、業界におけるNFTの普及を図っていきます。

ツーリズム産業は、日本経済にとって重要な産業です。
観光庁は、2030年に年間訪日旅行者数6000万人、総消費額15兆円の目標を掲げており、日本のツーリズム産業には、まだまだ成長のポテンシャルがあることは、複数の調査結果からも明らかとなっています。

2021年の世界経済フォーラムの調査:観光競争力ランキング世界1位

このポテンシャルを最大限活かすために、業界全体のさまざま課題を解決できる可能性のある、NFTプロジェクトの創出を促進していきます。

課題の例
・人口減少による経済の縮小を補う外貨の獲得
・地域人材の強化や確保
・定番観光地だけでない全国各地域への送客
・海外富裕層等の新規市場の需要を満たす商品・サービスの開発
課題解決になり得る例
・NFT販売を通した外貨の獲得
・DAOプロジェクトに見る関係人口づくり
・NFTによる顧客ロイヤルティの可視化や現場オペレーションの簡素化、コスト削減
・リアルとデジタルの融合による高付加価値商品、サービス開発 等

AWARD概要

タイトル:Tourism×NFT AWARD FY2023(2023年度)
開催日時:2024年3月15日金曜日 14時~17時
開催場所:オンライン
応募期間:2024年2月1日(木)~2月26日(月)
応募資格:2024年2月1日時点で、ローンチ3ヶ月以上が経過しており、日本国内のツーリズムに関係するNFT・SBTプロジェクトであること
※自薦他薦共に応募可(暫定)
応募費:無料
表彰部門・テ ー マ:
①誘客・プロモーション部門
②関係人口・第2のふるさと・DAO部門
③体験価値・フィジタル部門
④価値の保存部門  5オープンカテゴリー、DMO、審査員特別表彰、協賛企業表彰部門  
賞品:AWARAD表彰状NFT+スポンサー様からの景品
※各部門ごとに1~2プロジェクトを選定予定


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