理想の映画ノート
note公式の「コンテンツ会議|2019年4月号」に紹介されて、気になったモノ。
「理想の映画ノートが、やっと作れそう/ぽんずさん」
見た映画を記録しておくことは、僕にとっても大きなテーマだ。
ぽんずさんは2011年以降の映画を記録し続けていると言う。それは9年の分量だ、若くて記憶力もよければ10年分ぐらいの映画はタイトルを見ただけで内容まで覚えていられるのか?
僕は、もう本当に映画が覚えられない、過去にこういうnoteを書いた。
自分にとって大切な映画というものは何本かあって、そういう映画の記憶は失くさないだろうけど、それ以外の映画の記憶はどんどん消えていく。
1週間前に見た映画でさえ危うい。
昨年の映画だけど、「デス・ウィッシュ」と言う映画が1974年の「狼よさらば」をリメイクした作品と知った。
1974年と言えば、45年も前の映画で、noteの中でも封切りで見たという人も少ないだろうし、見たことさえ忘れているような遠い昔の映画だ。
というか、45年前に見た映画を鮮明に覚えている人っているのだろうか。
しかし、「狼よさらば」は見た記憶があった。それで1974年の映画手帳を開いてみるが、「狼の挽歌」は記録にあったが、「狼よさらば」無い。
もちろん、この45年のあいだのどこかでテレビで見たかもしれないし、見ていないかもしれない。
ちなみに1974年のこの時期、ちょうど「狼の挽歌」を見た頃のページ。
中学生とは言え、字の汚さ、誤字はいかにもバカで愕然とするけど、許して欲しい。
1974年5月5日から18日までの間に見た映画は以下の11本。
○ 小鹿物語
○ いつか見た青い空
Ⅹ 大進撃
◎ ガメラ対バルゴン
◎ 紳士は金髪がお好き
Ⅹ トラック・ジャック
○ 狼の挽歌
Ⅹ 結婚宣言
◎ バニシング・ポイント
◎ ローマを占領した鳩
Ⅹ 悪魔の三日間
この11本で確実に見た記憶があるものが◎ 見た記憶は無いけどタイトルは覚えていた映画は○ タイトルさえ忘れていた映画がⅩ 。
◎の映画は、何年後かに見直した映画だと思う、ガメラ対バルゴンは大好きな怪獣映画。それでもちゃんとあらすじが言えたりは出来ない、印象に残ってるワンシーンが語れる程度の記憶。
Ⅹの映画は、ルイ・ド・フュネス、デビッド・ジャンセン、ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニ、ジョージ・ペパード、というスターが出ているにも関わらず記憶に無い。
「悪魔の三日間」という映画は検索しても出てこず、ジョージ・ペパードのウィキペディアの作品リストから察するに「The Third Day」という映画で、「The Third Day」を検索すると、テレビ放映時に「悪魔の三日間」というタイトルが付けられてもおかしくない内容だった。
ルイ・ド・フュネスの映画はかつていっぱい上映されていたけど、もう、忘れられたスターって感じ。
どちらにしろ、Ⅹの映画はまったく記憶に無い。
理想の映画ノートはやはり、映画のタイトルを入力すると、過去に見たか見ていないかが一目瞭然であって欲しい。
「Filmarks」はそういう意味ではタイトルを入力して、そこに自分の書き込みがあれば見た映画と分るけど、このサイトが使い物にならないのは、古い映画、日本未公開などの映画に対応していないので、本当にダメだ。
ぽんずさんが理想の映画ノートが作れそうという「Notion」というサイトは全く見た事も使った事もないので、なんともいえないけど......
結局の所、いくら映画のタイトル、感想を書き込んだところで、忘れたら、それまで。
1年間、平均100本の映画を見たとしても45年も見ていれば4500本、実際は
200~300本は見ているので10000本以上、覚えられる訳が無いし。年間10本しか見ないとしても450本、これでさえムリだ。
映画ファンは今だけでなく、これから20年、30年、50年と映画を見続けていく準備が必要。
45年以上映画ファンを続けていると、管理の悪さが残念、45年の間にはワープロで打って、フロッピーに入れていた時代(気づいたら読み込めなくなってた)
適当なサイトやブログサービスに書いていた時代、いつの間にかサービスが無くなったり、使わないうちにパスワードが判らなくなったり。
もちろん、全部自分が悪い、そのつどプリントアウトしておけば良かったんだけど、後の祭り。
結局の所、一番初期の手書きノートだけ残ったという不思議。
とにかく、一番嫌なのが、2時間の映画で1時間以上見た頃に{あれ? この映画見たことあるぞ}と思い出した時、あまりにも自分のバカさ加減が嫌になる。
未見の映画がいっぱいあるのに、なんで...... なんで..... なんで...... とナル!。
管理が悪いのか、単に頭が悪いだけか......
頭が悪いだけの場合は、老化のせいにさせて欲しい。
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