映画ノート

理想の映画ノート

note公式の「コンテンツ会議|2019年4月号」に紹介されて、気になったモノ。

「理想の映画ノートが、やっと作れそう/ぽんずさん」

見た映画を記録しておくことは、僕にとっても大きなテーマだ。

ぽんずさんは2011年以降の映画を記録し続けていると言う。それは9年の分量だ、若くて記憶力もよければ10年分ぐらいの映画はタイトルを見ただけで内容まで覚えていられるのか?

僕は、もう本当に映画が覚え

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ある少年の告白(Boy Erased)

同性愛の"治療"を目的とする矯正プログラム、コンバージョンセラピーに参加した時の実体験をまとめたガラルド・コンリーの著書(日本では未訳)が原作の映画です。

通っていた大学で起きたある事件をきっかけに、自身がゲイであることを両親にカミングアウトした主人公のジャレッドをルーカス・ヘッジズ、福音派の牧師である少年の父親をラッセル・クロウ、同様に熱心な信者の母親をニコール・キッドマンがそれぞれ演じます。

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理想の映画ノートが、やっと作れそう

大学1回生のころから、観た映画を記録している。2011年以降に観たすべての映画を、なんらかの形で記録しつづけてきたことになる。

初代映画ノート

無印のシンプルなノートに、シャープペンで手書き。文字のみ。

メリット:気楽に続けられる。手書きのあたたかみ。

デメリット:ビジュアル情報が皆無で、つまらない。あとから追記ができない。

どうでもいいけど、昔の感想を読み返してたら、「♡」とか「!!!

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Eika's Cinetrotting Notes (お知らせも)

私にとって映画とは、という思いを込めて描きました。

こちらのマンガも掲載している「映画館で映画を観る」ことについてあれこれまとめたZINEの THE INSPIRATIONAL CINETROTTING GUIDE(略してTICG )は以下の方法でご購入いただけます:

1)私のお友達の STORES  にて 

2)神戸にあるビールが飲める素敵な本屋さん 1003  にて

3)大坂・中津にあ

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See You Up There/天国でまた会おう

本当にまた会えるかな?

戦地で命を助け合ったアルベールとエドゥアール。
戦争は二人からいろんなものを奪っていった。そんな世界に復讐するためにふたりは秘密の計画を立てる。実際に計画を立てたのはエドゥアール。アルベールは不安になりながらもエドゥアールの計画に乗るしか道はなくなってくる。
言葉を失ったエドゥアールに、小さな通訳もついてきた。

第一次世界大戦後のフランス。戦没者は手厚く葬られ、帰還兵に

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GREENBOOK/グリーンブック

「グリーンブック」とは黒人専用の旅行ガイド。
だけどそれは専用のガイドがないと泊まれるところも食事のできるところも見つからないということ。

60年代アメリカ南部。表向きには差別なんてしていないと言いながら、今までのルールがこうだからという理由で黒人をはねのける白人の紳士たち。
白人社会で育ったアメリカの白人たちは黒人の世界的ピアニスト、ドクター・シャーリーを人間としては扱ってくれない。ピアノの演

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First Man/ファースト・マン

これは最愛の娘を亡くし、ただ寡黙に最善を尽くしただけの一人の男の物語。

たぶん彼は死ぬことなんて怖くはなかった。だって自分の小さな娘も経験したことだから。それよりも怖いのは自分がベストを尽くせないこと。だってベストを尽くしたはずの仲間たちがことごとく死の淵へ向かっていった。その先のことは誰にもわからない。

だからこそ月面に降り立った彼の最初の言葉は、自分個人としての想いではなく、地球にいる人類

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The Favourite/女王陛下のお気に入り

不毛すぎる。戦争中ながら不毛な議論や思考を繰り返す貴族たち。

だけど本作は政治のことは置いといて、政治に関係なく進んでいく女王の寵愛をめぐる物語。一番女王を愛し、政治のことにも真剣に取り組んでいたレディ・サラがダイアナ妃やチャーチルの祖先というのも納得。(この茶番劇の中では一番まともな気がする)だけどまともな人間が一番魅力的かというとそうじゃない。
レディ・サラと張り合い、蹴落としていくサラとは

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ブリグズビー・ベア/Brigsby Bear

公開時に行きそびれていたので今回観れてよかった、シネマシティに感謝。
好き嫌いが別れるのかもしれませんが(同行者には刺さらなかったよう...)、私はとても好きな映画でした。

悪く言えば、リアリティが無くてご都合主義。
なのかもしれませんが(そういえば同行者はそういう系が苦手だった気がする)、
でも良く言えば、童話的、ファンタジー的。
私はその、童話的でファンタジーなところが最高に好きでした。

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MAGICAL GIRL/マジカル・ガール

ずっと見ようと思っていてHDDの中で眠っていたこの映画。
思ってたのと全然違ってた!

まず貧乏父子家庭の闘病物語であって、ちょっと不思議なお話でもあって、最終的には「ほっこり」でおさまる作品かと考えていたけど、それはとんでもない間違いだった。

闘病は事実。
父の愛も事実。
だけどこの父が娘に高額なプレゼントを贈るために犯罪に手を染めそうになった瞬間から、物語はどんどんおかしな方向に向かっていく

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