名称未設定_1

追捕&君よ憤怒の河を渉れ

映画「君よ憤怒の河を渉れ」を見たのは18歳の時、名古屋に住む、普通の映画好きの高校生だった。

高倉健主演という事より、当時大人気だった中野良子のヌードの方が話題で、このヌードが吹き替えである事はニュースにもなっていたが、それを含めて田舎の高校生にはコーフン材料だった。

しかし映画を見て、僕のコーフン場面は吹き替えヌードではなく、新宿を駆け抜ける馬の場面だった。

新宿には行った事さえ無かったけど、大きな繁華街だと言う事ぐらいは知っていた、そんな所で馬を走らせた!!!、そんな撮影が出来るんだ!。

これは、のちに見直した時、うまく撮ってるな、とか、ヘタだな・・・とは思ったけど、それにしても僕にとっては吹き替えヌードより、衝撃的な場面だった。

さて、「追捕」である。

ジョン・ウー監督による「君よ憤怒の河を渉れ」のリメイク作品「追捕」が今週末から中国で公開される。

予告編を見た感じだと、まったくの別物って感じだけど、音楽や音楽の入れ方含めた古臭さがジョン・ウーらしくイイ感じだ。

中国では「追捕」を盛り上がらせるためか、先週末からジョン・ウー監督の旧作「英雄本色」(男たちの挽歌)がリバイバル上映されている。

福山雅治はどんな感じか・・・、新宿を駆け抜ける馬を超えるアクション、中野良子のヌードを超えるセクシー場面を期待したい。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?