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パンバニャが美味しすぎる

pain bagnat パンバニャ。
フランス・ニースのサンドイッチ。
円形のカンパーニュ(フランスパンの大きい版)にニース風サラダ を挟んである。

日本ではあまり知られていないが、ニースでは必ずといっていいほどどのパン屋でも見かける。

初めて食べた時、想像以上にとてつもなく美味しくて、日本にいても何度も浮かんでくる。

パンは顔ほどの大きさ。普段の自分だったら抵抗感があるくらい。
一口かじるとすでにこぼれそうなくらい具が入っている。
トマト、紫タマネギ、オリーブ(オイルのみならず実も!)、レタス、違う青菜、ツナ、ゆで卵…
こんな美味しいサンドイッチは初めて食べた!と感動。
具材の豊かさ、特に野菜とタンパク質の豊富さは、日本の寂しいサンドイッチを知る身からするととても嬉しい。
オリーブも惜しげなく使われている。
ツナと卵もビネガーらしき酸味とマッチして、「おいしい!」をつかんで離さない。

朝買ったのに昼でもバリっと噛めてもちもちで、パン自体も美味しい。オリーブオイルがたっぷりなのになぜふにゃふにゃにならないのか、不思議だ。

ちなみに違う店でも購入したのだが、そちらは半日後にはふにゃふにゃで何か物足りなかった。オリーブかビネガーか具材の豊富さだな。

ちなみにこれが違うお店の。作りたてじゃなかったのかな?


なんで違うと思ったのかな。
初めてパンバニャを買ったお店は、地元の人も何度も渡仏する人も勧める所だからかな。

曲がり角のちょうど曲がる位置にあって、店前にはパラソルと椅子とテーブルがある、素敵な立地。

外でのんびり食べる時間が戻ってきて、穏やかに過ごす人を見るだけで嬉しい懐かしさをおぼえる。

お店は小さいのに3.4人が絶えず作っていて忙しそう。注文を受けるお姉さんは忙しい中でも優しい。

注文するとパンにどんどん具材をのっけて、ぱぱっとラップして渡してくれる。
作りたて!と嬉しくなる。
ランチ用というとペーパーもつけてくれて、心遣いと素敵な笑顔に癒される。

はぁ。
また食べたいなあ。
日本で食べるには、多分、自分でパンを焼いて具材も挟んで…
とあの味を求めるしかなさそうだ。

検索してもほとんど出てこないパンバニャ。
誰か美味しいお店や美味しい作り方を知っているなら、ぜひ情報お待ちしています…!




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