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『介護』って何?と聞かれたら?

『介護』ってつまり何ですか?

そう聞かれたとして、あなたなら何と答えるだろうか?

きっとそれぞれが持つ『介護』に対する考えだったり

イメージがあると思うし、

きっとそれらはどれもが正しくて間違ってはいないものなのかもしれない。

そして、それでいいとも思ってる。

『介護』について考えてみて思いを巡らせてみて

出てきたあなたの答えは、それがあなたにとっての『介護』なんだから。

では、僕が上記の質問をされたら何と答えるだろうか。

12年間介護業界に携わってきて自分の中で明確に導き出てきた一つの答えがある。

それは、

『介護』とは『寄り添って心を動かすこと』だ。

人は心が動いた時、思いがけない反応を見せてくれることがある。

そしてそれは、それまで難しかったことを簡単にクリアすることのできる力を持っている。

これに関しては介護というカテゴリーに限らずのことなんだろうけど、

様々な方々と接する中で、心動くことで訪れる素敵な変化というものを

数えきれないぐらい目の当たりにしてきた。

相手の望むことは何なのか?
相手の望むことを超えるようなことは何なのか?
相手が思ってもみないような驚き嬉しいことは何なのか?

考えて考えて、実践して実践していくことで

その方その方の表情はどんどんと変わってくる。

あくまで『してあげている』という考えは隅に追いやることがポイント。

相手の喜ぶ顔。相手の楽しそうな顔。を想像したら自分も楽しくなってくるじゃない?

そうやって『喜楽』の積み重ねをしていくと笑顔の連鎖が生まれて

毎日が楽しくなるから。

よく、
「他人だからできるんだよ」
「家族だったらそんなに優しくできないよ」
「仕事だから割り切れるんだよ」
なんて声を耳にすることもあるが、
僕はそんなこと全然関係ないと思ってる。

家族だろうが、身内だろうが関係ない。
本当に考え方一つなんだよ。

家族だから?身内だから?
思ったことを何でも言えるということもあるかもしれないけど、
だからといって強く当たってしまうのは違うと思っている。

難しいことだとは思うし、よく分かるんだけどね。

でもさ、年を重ねていくにつれて抗えない変化というものは
誰しもに訪れるものなんだから。

受け入れて、受け入れた上で
『さあ、どうしようか(^-^)』と一緒に考えていくことが大事なんだと思う。

最近、プライベートでも『介護』について考えることが多くなってきた。

まだまだまだまだ自分自身足りないところは多かれど、

少し立ち止まって自身を振り返ることで

ブレを極力なくしたいと思う今日この頃。

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