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『TENET テネット』の衣装に隠された秘密!

どうも!じきどらむです!

クリストファー・ノーラン監督が驚異のスケールで描くタイムサスペンス『TENET テネット』を鑑賞しましたか?

予想も付かない光景が次々と現われてくる中で、登場する人物たちが身につけているのは日常で誰もが目にしている一般的な服装です。

でも実はそれが「非現実と現実の世界をつなぐ扉のような働き」をしているものとなっているらしいです。

という訳で今回は『TENET テネット』に登場する衣装についてまとめていきます。最後まで宜しくお願い致します!


名も無き男

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主人公の名もなき男の中は序盤は機動隊の格好をしていますが、ミッションが進むごとに典型的なスパイの衣装に変化をしてきます。

作中の中で唯一の私服だと思われるのがデニムシャツと同色のコットンパンツ、ブラウンのワークジャケットのコーデです。

そう思える理由は彼にとってスタイリッシュなスーツも上質なポロシャツもこのミッションのための“ユニフォーム”に見えるからです。


キャット

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キャットのスーツはロイヤルブルー、ブルーグリーン、赤と3着あります。全て1940年代後半から1950年代前半を思わせるデザインです。

キャットの衣装には本作で“意味”を持つ青と赤が使われています。時間の「順行」を表わす赤で「逆行」を表わすのが青です。

初めは青のドレスなので「過去」を見ていますが戦いを決意し始めた後半は鮮やかな赤のスーツで登場し「未来」を見ていることが分かります。


ニール

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ニールは柔らかい素材のクラシックでダークな3種類のスーツを着用していてどのスーツも人物像が表われたものになっていました。

そして、ニールはアクセサリーを身につける余裕もあるので、つじつまの合わない人生でもそれを受け入れておしゃれを楽しめる大人です。

ニールを演じたロバート・パティンソンも「混とんとした世界を好み、つじつまの合わない状況を楽しんでいる」と述べていました。


まとめ

名も無き男、キャット、ニールと主要メンバーの衣装は物語の流れに沿って“変化”が起きていました。これを踏まえてまた劇場で鑑賞したいです!

最後まで見てくれてありがとうございます(*^^*)
以上、じきどらむでした!

参照文献・『メイキング・オブ・TENET テネット クリストファー・ノーランの制作現場』 玄光社


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