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大好きなシンフォニアを語る #1

私が人生で初めて、プレイして、クリアしたゲーム『テイルズオブシンフォニア』についてだらだら話します。周囲にテイルズプレイ経験ある人があんまりいないし、かといってTwitterとか苦手だし(リアルでもネットでもメンタルはバチコリ人見知り)、自分の気持ちをとにかく吐き出すぜって感じです。シンフォニアが好きって人、わかるーとかわからんーとか思いながら眺めてくれたらうれしいです。

テイルズオブシリーズって、自分が一番はじめにプレイしたものが一番思い出になって、大事になって、特別なものになるって、よく言いますよね。御多分に洩れず、私もそうです。(ジアビスやデスティニー2も大好きだけど・・・)

三大RPGに含まれるのかとか、んほ問題(?)とか、完全版商法とか・・・なんかいろいろあるシリーズですけども、ライトなオタクなら刺さりまくりちゃう?って感じのキャラとか世界観がいっぱいなので、一切触れたことないよって方には、軽く紹介ムービーとか見てもらったりして、手に取ってもらいたいです。いちファンとしては、認知度が高まったり、既プレイの方が少し手も増えてくれたりしたら、普通にめちゃくちゃにうれしいじゃないですか!?語りたいし。

ということで、そんなテイルズオブシリーズのなかで最も設定、キャラクターが(いい意味で)ベッタベタだと思うシンフォニアについて、やっと語ります。普通にネタバレっていうか、既プレイの人と、ここがいいよね!って語り合えたらいいなっていうテイストで、イマジナリーフレンズと話す感じなので、未プレイの方は気を付けてください。(未プレイの人は見るのか?(既プレイの人もみるのか???))

まず、主人公であるロイド・アーヴィングについて。ロイドくんはまじで私の中で理想の主人公像なんです。テイルズの主人公ってドラクエとかとは違って自我っていうか、こうめちゃくちゃキャラがしっかりある感じっていうか、癖ツヨというか・・・。そんなイメージ、ありませんか?(たぶんルークのせい)(俺は悪くねぇ)でも、ロイドは割と王道主人公系な感じがしなくもない。熱血、前向き、お人好し、おバカ、鈍感、天然ひとたらし。モリモリのベタベタやないですか。ここまで突き抜けて主人公属性完備してるの、ここ最近ではいない気がしますね・・・。ぶっちゃけ熱血系はあんまり好きじゃないんですが、ロイドは何が違うんだろうって考えてみたところ、ロイドのは努力すればなんだって叶う!系ではなくて、何かを叶えたいなら、とにかく動きださなきゃ!系って感じっていうんかな。そんで、叶うまでとことんやる!みたいな。だから、ヒネた感じの悪役には寄り添わないですよね。例:「そんなに奥さんのことが大事なら、地位も捨てて、薬でも何でも探せばよかったじゃないか!」(曖昧)「どこでもいいさ。悪くないなら堂々としてればいい。」(適当) その分大悪党みたいなやつはバッチリ成敗してくれるんですけどね。復讐することも咎めないし(むしろひどいことしたやつは懲らしめようぜ感ある)、やさしい、お人好し、みんな生きてハッピー☆みたいな一枚岩のキャラじゃない部分がありますね。弱者が不条理に痛めつけられるのには立ち向かうけど。コレットにはだれもがロイドみたいに強いワケじゃないんだよ。みたいに宥められてましたね。

「目の前の人間も救えなくて 世界再生なんてやれるかよ」

パルマコスタ、カカオの公開処刑シーンにて。あくまでもアタマで考えて動こうとするパーティ内の大人組と、やさしい理想論者であるロイド(と、その他お人好し組)と・・・。このシーン、”良い”ですよね。シルヴァラントっていうこの世界全体を救おうと思ったら、パルマコスタとディザイアンのいざこざなんてほっといて、世界再生の封印を巡る旅を終わらせてしまえばいいワケですよ。ヒロインでありシルヴァラントのキーパーソンであるコレットの身を危険にさらすことにもなりますしね。でも、そうじゃないだろ、今目の前で苦しんでる人を、助けられるなら、自分ができることを精一杯やるよっていう。なんて主人公してる主人公なんだ・・・。(まあ結局はパルマコスタ総督のドアとディザイアンはズブズブだったワケで、大人組は割と初期からそれに感づいてたみたいな演出ありましたね。でも!思慮が足りなくても!困ってる人見たら条件反射的になんとかしたくなるロイドくんがみんな好きなんや!!)

テイルズオブシンフォニアでは好感度システムが採用されてて、ロイドに他パーティキャラがどれくらい思いを寄せているか・・・みたいなもので。これによって物語にかかわってくるイベント(その他サブイベントも)の演出が若干変化するんですよね。(だから8週楽しめるんだよ!サイコー!!)そしてその好感度を変化させる一因として、ストーリーの節々にロイドのセリフを選択できる場面が存在するわけですね。シンフォニアはアツいメンバー、クールなメンバー、オトナなメンバー、おこちゃまなメンバー、明るいメンバー、暗いメンバーなど、みんな良い子たちではあるんですけど、キャラがぱっきり分かれてたりするので、ロイドの選択肢も、そのどちら側に寄り添ったものか。みたいなものに必然的になってるって感じですね。

先述したカカオの娘、ショコラがディザイアンに人質に取られた~~みたいな下りにて。これは神子を嵌める罠だと、ドアの部下、ニールから言われます。もうパルマコスタ地方を退いて、世界再生の度に集中してほしいと。(ドアとディザイアンズブズブ事件の一角ですね)でも結局、ショコラは自分たちで助け出そうという結論に至るワケですが、そこで、このまま突っ込んで救出しよう! or いったんドアに話聞きに行こう(問い詰めよう)みたいな選択肢が出るんですね。ロイドが私の書いたとおりのキャラなら前者一択だろーよって感じなんですが、ここの判断をプレーヤーに委ねられてるのがいいですよね。好感度のためだけに一定のキャラウケを狙った選択をし続けるのヨシ。ロイドが言いそうなセリフを選ぶのもヨシ。自分の感情を投影するもヨシ。いろんな楽しみ方ができますし、ロイドのセリフによって他キャラのテキストもいろいろ変わるので飽きが来ないしいろんな発見があります。自分の意見と違う判断をロイドがすると、あからさまに納得してない感じの反応してくるキャラとか。なかにはロイドくんがこんなこと言っちゃうの・・・?ってぐらい冷徹なセリフ・判断もあったりするワケですが、違和感は最大限取り除かれているように思います。大筋は逸脱できないんですが、ちょっとノベルゲー、ギャルゲーっぽいところがありますね。(好感度システム自体がギャルゲーを踏襲したものなのか・・・?)

ここまでとりとめもなく書いてみて思ったんですけど、シンフォニアはストーリー選択肢の両方のバージョンを見て、サブイベントやフラノールイベントを全部して・・ってしないと、とわかんないことがたくさんありますね。リフィル、ゼロスあたりは関連サブイベ・好感度イベ・フィールドスキット網羅必須って感じですよね。まあ全員見たほうがおもしろいにはきまってるんですけども。サブイベ等でキャラの魅力がグンッと補完されてるのはこの二人かなあと。そのあたりも書きたいなあ。

疲れてきたからこのへんで今回は終わります。

P.S. UFOtable版のロイドくんの顔、激しく違和感があるんだよな・・・。お祭りゲー(ザレイズ)とかのもなんだけど・・・。

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