【周りの支えに感謝して】


 学担以外の校務分掌で1日からなかなかに追われていて、自分の時間を作るって難しいなって思う新年度。

 ありがたいことに手を貸してくれる先生がいることで、なんとか回っています。

 本当に感謝です。

 その力がなければ、自分は学級に向き合う時間が取れないと思うので。

 こうして少しずつ、年取っちゃうと自分の学級にパワーを注ぎにくくなってしまうのかなともかなとも感じますし、それと同時に初任校などで僕が肩ぶん回すのを思いきり分回せる時にぶん回しな〜って、思い切れる環境を作ってくださっていた当時の先輩に一回感謝の電話を入れたいくらいです。

 きっと本当はもっと自分のことに時間を使いたかっただろうに、いつも学年のことや学校のことを優先に動いてくださったかと思うと、足をうけて寝れない思い。

 そんなことを感じながら迎えた新学期です。

 子どもたちとの再会は、本当に喜ばしいものでした。

 毎年この時期になると話けれど、体育館で1人ずつ発表する学級担任。

 あそこで「え〜」と言われた経験がある自分からすると、もうやめません?wwwwという思いです。

 当時、「え〜」となった子どもたちは、今や高校2年生。

 こないだショッピングモールで声をかけてくれたり、毎年一回はご飯行ったり仲良くさせてもらっています。w

 まあそんなこんなで、あの形での学担発表ってどうなのだろうと思いつつも、やっぱりそれなりのリアクションがあるとホットはするわけです。

 つくづく人間だなと思います。
 
 

 久しぶりに再会した子どもたちは、4年生でもまた成長していこうという思いが溢れていたと思います。

 行動からそれが見えました。

 4年生として新たなスタートをきった4月8日。

 始業式をむかえる前、前担任として新4年生の朝の会を担当しました。子どもたちの様子は、ドキドキわくわくといった様子。そしてどこかソワソワしているようにも見えました。

 健康観察を終えて、始業式へ。朝の時間から始業式のわずかな時間でも、4年生らしい立派な姿をたくさん発見しました。まさに4年生としてふさわしい姿です。

 出発の時間を決めると、自分たちで整列。体育館シューズの準備も速やかに行い、判断して行動している様子が見られました。お喋りは自然となくなっていき、「静か」という状態がつくられ、体育館へ出発しました。廊下では邪魔なにならないように「右側に寄ろう。」という声が掛かかり、体育館に着いてからも、自分たちで整列して式に臨みました。

 聴き方の「あいうえお」である「相手を見て」「いい姿勢で」「うなずきながら」「笑顔で」「終わりまで」を意識して話を聴く姿もたくさん。特に「相手を見て」「良い姿勢で」の2つを意識している子たちは多かったように思います。無意識レベルで行動できるところから成長を感じました。

 その他にも、素早く立ったり、率先して拍手をしたり、ぺこりとお辞儀をしたり。「今年度もより良い1年間にするぞ!」という心が行動に表れてました。
 
 教室に戻り、所信表明。
 その中で、「1人も見捨てない」ということに加えて、1つだけ話をしました。
 それは、「かっこよく」ありましょうということ。今でいうと「かっこいい」は、見た目を指すことが多いですが、もともとの意味は「ふさわしい」という意味があります。

 つまり、「4年生としてふさわしい姿」とはどんな姿かを考えて、過ごしていきましょうということ。

 上に書いた姿は、どれもまさに「4年生としてふさわしい姿」です。
 
 これからどんなかっこいい姿が見られるのか、今からとっても楽しみです!!

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