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街の明かりを見るといつも思うのです。

この明かりの一つ一つに人間の営みがある。

家族で過ごす人、風呂上りに寝転んでいる人、恋人と幸せな時間を過ごしている人、一人で趣味を楽しんでいる人、家族兄弟でテレビを見ている人、自分の部屋で好きな人と連絡を取り合っている人、人生に絶望する人、自殺を考えている人、自殺を実行してる人。幸せの絶頂にいる人もいれば、人生のどん底にいる人もいる。この街の明かりの、この中にいろいろな人がいる。

美しいのか、混とんとしているのか。なんともまがまがしい世界だなと。

日本では年間で1万人以上の自殺者があるらしいです。私の住んでいる地域では年間で120人の自殺者が出ているといいます。単純計算で3日に一回は誰かが私の住んでいる地域で自殺している。

そんなことを思うと街の明かりが美しいと思えなくなったのです。

いやそんなことない、夜景はやっぱり美しい。

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