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詩「木漏れ日のような」




それはとても細やかで
よそ見をしてる間に
つい見失ってしまうほどのもの

形があるようでないような
色さえあるようでないような

うまく説明できないけれど
きっと誰でも知っているのに
忘れたことさえ忘れてしまうほど
ありきたりなもの

例えて言うなら
春の日の木漏れ日のような
儚くて哀しいもの

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