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本音

beyond the starを見ていて、休息を必要としている彼らには申し訳ないけれどもやるせなさを強く感じている
アメリカと韓国で公演したからはい終わり、とは正直思ってほしくなくて、あの頃跳ね上がった飛行機代とチケット代を払えたイルアミは本当にひとにぎりだけしかいなかったし、釜山コンに当たったイルアミも少ない状況で、転売から買うかどうか自分の良心とのせめぎ合いでわりと辛かった
ワールドワイドすぎる…とかこんなに金を積まないと会えないなら…と辞めていった友人もいた
私にとってこのことはパンデミック下の彼らの辛さを6倍に希釈したものが6年続くようなもので、私は多分このコンテンツを最後まで見ることはできないのだと思う、彼らが来日してからでないとこの映像を見ることはできない
自分のこじらせ具合を直視するのが嫌だから

最後の7人の来日が2019年、またイルコンするとしても最短で2025年
この6年間、私は事務所からいただくありとあらゆるコンテンツの中で"再会"の言葉を見るたび静かに心を痛めるだろう 今もこれからも
私にとってパンデミックがもたらしたBTSへの影響は今や"収束"と言われた2024年の始まりにさえも小さな痛みや病みとなって暗い影を落としている
彼らのようにARMYひとりひとりにカメラがあるわけじゃないので、私(と私のような思いをしている人)(もし居れば)の辛さをドキュメントのように彼らに伝えることができないのが本当に悔しい
今はどうか伝わってくれとしか願うことしかできないけれど、"正直今までARMYを続けているのももはや執念に近いし、本当に待ちくたびれていて、泣いたり叫んだり情緒不安定になるくらいこの行為には終わりがないし、でもそれしか私にはできないし、出口が見えない暗闇の中を進むことも戻ることもできずに動けなくて辛いけどあなたたちが日本に来るのをただここで6年立ち尽くして待ってるんです、"と本当は声を大にして、自分の精を尽くして言いたい

もちろんコロナ前までの過密なスケジュールが彼らを苦しめていたことは知っているし、そんな中で"6年間出口のない闇の中で待つことが辛い"なんて烏滸がましいことを言うのは許されることではない だけど今は言わせて欲しい

わたしはいま、すごくつらい

会えたARMYと会えないまま兵役を迎えたARMYとがいて、私は会えないARMYだった
その事実がずっと私を苦しめていて、時にこの痛みを誰かに知らせたくなる
だから私はこうして文を書きに来る
彼らの心が満たされなかったみたいに、私もただ満たされないことを知って欲しいとすら思う、だって6年間出口のないトンネルにただ立ち尽くすだけなんだから

苦しくて防弾会食すらいまだに見れないでいる
7人より自分の方が辛いと思いたくないから
何も考えずに7人の幸せだけをただ祈れるファンになりたかった、けれどやっぱり彼らに会えないまま兵役を迎えた私には無理みたいだ
私が防弾少年団を愛せば愛すほどエゴの塊になるようで耐え難い
別に悲しくなるためにARMYを始めたわけじゃないのに

ただ1日を幸せに過ごしたい、私は幸せになりたい
昨日よりも私の1日がちょっとでも幸せであるようにと祈ってくれたのは私自身なんかじゃない
防弾少年団ただ1つだけだった
本音を言うと彼らが遠く離れた場所にいってしまったみたいで、ドキュメントを見るのがすごくつらい だけどわたしはもう4年待った
だからきっとまだ待てる
だって私の最高の瞬間はまだ来ていないから

悲しくて痛くてとても辛い、それでもARMYを続ける
疲れても悩んでも休みたくても迷っても泣いても防弾少年団を存続させてくれた彼ら7人に対してこんなちっぽけで無力な私ができる唯一の誠意、そして最大の恩返しがこれなんだと思う

辛くてもただ耐える 最高の瞬間が来るまで
だからその日まで どうかお元気で

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